永瀬くんの犬 。《続》

永瀬くんのパシリ。 ページ1

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永瀬くんの勘違い事件から、日々は平和に





永「ジュース買ってこい」




平和に…？過ぎていった。









そしてあれからというもの、永瀬くんは私をやたらと呼び出し





永「これ、飽きたからあと食べてや」


永「肩揉んで」


永「暇やからそこにおって」





ほんと、どうでもいいことで呼び出して、




「えぇ……」


永「ご主人様からの命令です。」




私はそんな彼のサボりに強制的に付き合わされていた。








「人使い荒すぎでしょ…」



そして今度はジュースのお使い。

ぶつくさ文句を言いながら長い廊下を歩く。







学校祭準備は終わりにさしかかり、


忙しそうにしている人の中にちらほら暇そうにしている人がいる。

私と岸くんは無事任務を終え、無職状態。

まぁつまるところ暇というわけだ。








お金を入れて

ピッ、と頼まれていた缶ジュースのボタンを押す。



ガコン、と缶が落ちてきて

それを取ろうと屈んだ時








「Aさんだよね？ちょっといい？」




「え」






少女漫画でよく見たことのある

絶対的にやばい女の先輩3人組が目の前に立っていた。






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「あの…」



連れてこられたのは校舎裏の粗大ゴミ捨て場。

いかにも、である。





私はいったい何をしたのだろう。





そんなことを巡らせていると先輩の1人が口を開き





そしてやっぱり






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「Aさんと永瀬くんって付き合ってるの？」



「はい……？」







いかにも、なことを聞いてきた。









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いわげんと涙。→

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