99話 ページ6
塔子の早着替え凄い
｢11人目ならここにいる!これでどう？｣
パッとスーツを脱ぎ捨てた塔子は既にユニフォーム姿
｢さぁ、11人揃ったぜ!｣
あれー、よく考えたら私も試合出れるからしっかり11人居たんだけどなー☆
＊
今回も私、フィールドに立つってよ
DFとしての導入になり、目金とチェンジだ
攻撃より守備に回れってことか
試合が始まった
パスが繋がり塔子へ、豪炎寺に向かったボールは魅せる身体の使い方をするエイリア学園の1人によってカットされた
開始30秒でノーマルシュートが放たれた
力を込める時間の長いKP技では止められない
｢やっぱり速いね｣
｢!?｣
相手陣に攻める事を控えた私がノーマルシュートを脚で防ぐ。やはり威力は凄まじく、正直止められたことにびっくりしてる
だけど驚きの表情を浮かべたらかっこ悪い気がするから平静を保った顔で居よう
｢ライトアロー!｣
数多の光がボールを包み込む
光の矢は一直線に相手ゴールへ向かって放たれた
｢速い!?｣
このまま進んでもいずれボールを奪われると判断した私が取った選択は超ロングシュート
ライトアローは周りの光を使うほど威力を増す
この場の明るさはいつもの比では考えられないほどの暗さ。まるで夕方だそれほどの量の光を使ってやっとゴールを割ることが出来た
頑張れ太陽。雲越しの太陽に応援コールを心から送ってやった
｢…やるな、お前｣
｢どーも｣
雷門が先制を取ったがそれはその時だけで、再開数秒で点差は埋められ、気がつけば点差は10点差
何かを見抜いた鬼道がパスカットに成功
｢ファイヤトルネード!｣
フリーの豪炎寺にパスが回り、シュートを決めると思ったが、シュートは大きく逸れてゴールポストに直撃
｢炎の風見鶏!｣
再びシュートが相手を襲いかかろうとしたが風見鶏は上に逸れて決まることは無かった
着地に失敗した豪炎寺が地面に叩きつけられた
そこで前半が終わる
相手の攻撃パターンには規則があった事を鬼道は見抜いた。
｢今の貴方達じゃ、相手のスピードにはついていけない｣
監督の作戦はDF陣を前線にまで上げて攻撃に集中すること。もはやDFはいないと言っても過言ではない。だか、これも勝つための近道だと言うには従うしかない
｢円堂!｣
決して止むことの無いシュートの雨は為す術もない円堂の体力を削っていく
監督はそれを無情に見ているだけ
何を考えているのか私にはあまり理解できない
攻撃だけで組み立てる試合なんてあるのか?
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調味料(プロフ) - 涙さん» ご指摘ありがとうございます。気をつけますね (2019年12月27日 8時) (
レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 97話KPではなくGKです (2019年12月27日 2時) (レス) id: 5e09944bd4 (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - Setsuki.さん» ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2019年7月31日 17時) (レス) id: 73a5628078 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - やばい…豪炎寺イケメンすぎるだろ！反則！！この小説、豪炎寺推しの私にとってご褒美でしかありません！これからも、無理はしない程度に更新頑張ってください！ (2019年7月28日 21時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - 調味料さん» 全然、調味料さんのペースで大丈夫ですよー！これからも頑張って下さい！ (2019年7月21日 18時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：調味料 | 作成日時：2019年6月3日 2時
