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テヒョンはこれでもかってくらいの勢いで漕ぐ。
落ちそうで怖いけど、どこを持ったらいいか分からなくて、テヒョンの制服を掴んでいた。

『...えっちょっ、』

TH「落ちたらいけないでしょ?しっかりもってもっと飛ばすよ?!」

そういってテヒョンは私の手を自分の腰に回すように、手をひっぱった。

これって....カップルがやるやつじゃん、、((
てか、テヒョンってやっぱり顔整ってるよね。
そんな事を思いながらテヒョンの顔を眺めていた

パチッ

どきっとした。

TH「え、顔になんかついてる?」

なんて焦った顔をするテヒョン。やっぱり5歳児だなーって思った。(笑)

『なんでもないよ、ほら、前見て!』

そう言ってテヒョンを前に向けた。

気づけば万端公園の前にある信号まで来ていた。
すると、中で凄まじい勢いで漕がれるブランコが目に入った。
そしてそれがグクだとすぐにわかった。

信号が青になって万端公園に着いた。
グクはブランコを1周出来るんじゃないかってくらいまで高く漕いでいた。

私とテヒョンに気づいたのか、

JK「あーやっと来たAテヒョン、遅いよ(笑)

俺が朝2人を抱えて走った方が絶対早いよね。(笑)」

なんて笑う筋肉兎ちゃん。

TH「うわ、なんてことゆうのよ((」

『遅くなってごめん、ほんとごめん!
あと、テヒョンはそれ何キャラかな...?(笑)』

そう謝ると、

JK「全然大丈夫!ちょっとそこどけて!降りるから!」

TH『グク、何する気だよ。(笑)』

『え?わかった』

降りる?どけて?頭にハテナを浮かべながらも端によけると、

JK「...よっ!!」


『わぁあ!!グク!』

ピョーンッドスンッ

JK「ん?どうした?」


いやいやどうした?じゃないよ。なんであの高さから飛び降りれるの?!
あなた本当にうさぎですか。


『いや...ん?どうした?じゃな...TH「ううぉぉお!!
ジョングガぁぁ!
すごい!痛くなかった?!かっこいい!」

JK「全然痛くないよ(笑)
テヒョンアもやったら、?」

TH「えぇ....やってみようか...『やらないよ?テヒョンくん?ニコッ』

TH「はい、、」

『じゃなくって、早く行かないと!ほら行くよ!』

グクを待たせておいて自分が引っ張るのもおかしい話だけど、とりあえず私達は学校へ急いだ。

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作者名:苺美瑠狂 | 作成日時:2018年11月27日 9時

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