検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:5,291 hit

リーハ君の死亡フラグ ページ22

うわぁ、また泣いてるわけ?
私はもう疲れたわ………

だけど、さっきまで私と遊びたいと言っていたのに、どうして今はリーハ君を指名しているのかしら。

リーハ君も「なんで僕が……」と首を傾げている。
そうしている間にも、「リーハーーッ!来いよーーぉ!」とリーオックさんが叫んだ。


男の子同士でじゃれあいたいのかしらね。
そう考えると納得が行く。
でも、あんまり部屋の中で走り回ったりするのはやめて欲しいわ。
居間にはいくつも花瓶があるし……危険だもの………

え、危険?
そうよ、危険だわ!
あの二人から毒を取り上げなきゃ!!

私は自分の頭が編み出したフレーズのおかげで、大事な事を思い出した。
そして、ふらふらと呼ばれるままにキッチンを出て行こうとしているリーハ君を小声で呼び止めた。

「だめよ、リーハ君!これは罠よ!」

私の思い違いでなければ、(悲しい事に多分間違いではない)リーハ君には今、紛れもなく死亡フラグが立っている。

「え、罠……?!」
「コノハヅキさん達は、あなたで毒を試してみるつもりなのよ。今のあの二人には、大人の節度ってものがないから!」
「そ、そんなこと………ありますね……」

リーハ君は一瞬だけ私の言った事を疑ったみたいだけど、すぐに現実に向き合った。

「そうよ、無視していた方が良いわ。」
「はい、そうしまs「リーハァ!早く来ないと目玉をほじくるぞーーっ!」
「ヒイ」

アイツら……………………!!!!!

私は「はあああああああああ」と恐らく人生最大の溜め息を吐き、「だめよ、絶対にアイツらのいう事は聞いちゃだめ!リーハ君はここにいなさい!」と言い置いて、あの幼児どもをとっちめる為に居間へと向かった。

神よりも強いユウミ姉さんパワー→←子供向けの本?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:僕のクレイジーDAYS , 妄想爆発 , 殺し屋   
作品ジャンル:笑える話, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

冷兎 - シャーロックさん» それはない、え、てか二人が言うこと聞くとか明日地球滅亡するの?? (2021年1月31日 21時) (レス) id: c9ef579e5a (このIDを非表示/違反報告)
シャーロック(プロフ) - 冷兎さん» ふふふ、ナイスなのはレイトの絵がすっごくかわいいからだよ! (2021年1月31日 15時) (レス) id: 9c59d2a140 (このIDを非表示/違反報告)
冷兎 - 姉貴…ここであの絵を取り入れてくんのと青葉入ってくんのナイスすぎる (2021年1月31日 1時) (レス) id: c9ef579e5a (このIDを非表示/違反報告)
シャーロック(プロフ) - 冷兎さん» もうめっちゃくちゃだねwこれが本当のクレイジーDAYS☆ (2021年1月29日 21時) (レス) id: 9c59d2a140 (このIDを非表示/違反報告)
冷兎 - シャーロックさん» あ、俺よりヤバイ人出てきてはるんですけど??え、ちょ、らんn((ナナミぃ!サンクチュアリ燃やして彼女と一緒に日本に帰って来い!! (2021年1月29日 21時) (レス) id: c9ef579e5a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シャーロック | 作者ホームページ:https://twitter.com/Sherlock_Rio  
作成日時:2020年12月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。