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海が5 ページ7

「A、俺は何があってもお前の味方だ。だから、1人で抱え込むなよ」

「……ミナミちゃん…ここにあるその透明な玉から、学校の様子って見れる?」

Aはミナミに寄って行った。

「ええ」

ミナミはパチンと指を鳴らすと、学校の風景が現れた。

そこには紫音、茜、水香が話していた。そしてもう1人。

「……優花……」

橋立優花。人気者の男子が大好きな子でクラスのボス的な存在だ。(悪い意味で)そして、ぶりっ子でぶりっ子語を使う

「ちゃんとやってくれたぁ?」

「はい、ちゃんと」

そう言って、笑う紫音はどこか浮かない。すると、優花が笑い出した。

「ウフフそぉ…。あースッキリしたわぁ。だってあの子ぉ死 んでもいいやつじゃぁなぁい?ブ スだしぃ。私の〇〇君のぉ告白を断った罰よぉ。それにぃ、私よりも目立っててぇ、何でも1番でぇ許せなかったんだよねぇ。1番の席はわ・た・し・の・も・の♡」

優花は笑みを浮かべつつも冷淡な口調で話す。茜と水香が言う。

「流石です優花さん!あいつ、もう海の底で死 んでますよ!」

「私達に……いいえ、優花様に感謝しながらね!」

「うふふぅ♡そりゃぁそうよぉ。だってぇ、いつも1人だった人を助けたんだからぁ。感謝すべきよねぇ」

Aと千鶴は目を見開く。ミナミは何も言わずにクルンと回転した。

「Aちゃん、これが今の現状。分かるでしょう。千鶴くん。あなただって下手したらAちゃんみたく……」

「くそっ!西音供!Aをバカにしやがって‼今すぐ帰るぞ。俺が一発かます」

Aは目を伏せた。千鶴みたく殴ってやりたい。でも、そんなことをしたら、紫音達は倍返しでいじめ返してくる。特に優花が。

「千鶴、いいの。私……別に何ともないよ。紫音ちゃん達が言ってること、正しいもの」

ミナミはAを見つめる。千鶴は顔を歪めると拳を握った。Aは遥か遠くの海の上を黙って見つめていた–––––––。

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設定タグ:名前変換オリジナル , 恋愛 , 水無月梅雨   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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水無月梅雨(プロフ) - 分かりました。教えていただき、ありがとうございます (2021年3月3日 7時) (レス) id: 7077dc23a8 (このIDを非表示/違反報告)
理紗@プロフ一部更新(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。私のCSSを変えていただけないでしょうか?どうやら再配布禁止の画像を使っていたので申し訳ないですが。大変ご迷惑をかけしました。全部が違反した分けではないのですが保証も出来ないのでよろしくお願いします (2021年3月3日 3時) (レス) id: c9fefc2be8 (このIDを非表示/違反報告)
水無月梅雨(プロフ) - ありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年11月3日 10時) (レス) id: 0b696e993f (このIDを非表示/違反報告)
橘 葵衣 - 続きが楽しみです。これからも頑張って下さい! (2020年11月1日 20時) (レス) id: bbcf5d6d19 (このIDを非表示/違反報告)
ロジャーさん月になって - 頑張って。更新してくださいね。 (2020年11月1日 19時) (レス) id: 02b5762701 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水無月梅雨 | 作成日時:2020年9月12日 16時

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