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校長｢君も見学していくといいよ｣
周りの大人達の不審感をヒシヒシと感じながら
どうしたものか
と、視線をさ迷わせていれば
そんな私に気づいたのか校長が声をかけた
とはいえ子供がロボットを倒していく映像など
私にとってなんの需要もないのだけれど
校長｢状況をいち早く把握するための情報力
あらゆる局面に対応する機動力
どんな状況でも冷静でいられる判断力
そして、純然たる戦闘力
市民の平和を守るための基礎能力をポイント数という形で競って合否を決めるんだ』
『私は受けなくていいんですか？』
校長｢君の戦闘スタイルは事前に把握させて貰ってるからね
それを見て独断で決めさせて貰ったよ｣
校長の言葉に少し空気がピリついたような気がした
そりゃそうだ
大勢の人が真面目に試験を受け合格を目指しているのに
よく分からない女が
意味も分からないまま優遇されているのは
聞いてて面白くはないだろう
校長｢君も試験に参加してみたかったかい？｣
『いえ、特には』
とっさに出た言葉が更なる反感を買うことは分かっていたものの
気にする気にはならなかった
己の実力を考えたら
どうせ入学という結果は同じ
ならば無駄なことをする必要は無い
そんなことを考えていれば
壁に背を預けていた包帯の人が口を開く
「そんなやる気のなさで生き残れるほど雄英は甘くねぇぞ」
｢相澤くん！｣
と、宥めるような校長の言葉に反応することなく
元々鋭かった目付きが
更に細められ、ギロリとこちらを睨みつける
(やる気云々が必要なのか)
私はただそれが命令だから
与えられた以上、遂行及び解除になるまで続けるつもりなだけだが
物事を円滑に進める為ならば仕方ない
『やる気、あります。頑張ります』
校長｢それならいいんだよ！
相澤君はこれから一年間君の担任の先生だからね！なにかあったら頼りたまえ！｣
『はい、よろしくお願いします』
相澤｢……｣
こうして私の学校生活は始まることになる
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Lin(プロフ) - ぽんさん» めちゃめちゃ嬉しいコメントありがとうございますっ！！ ヒロアカにハマりすぎてスピード更新頑張ってるので楽しんでもらえていたら嬉しいです^^* (2020年5月14日 3時) (
レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 続きが気になるぅぅぅぅ…あ、初コメ失礼します(土下座)めっちゃ面白い作品に出会った…更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 20584b11a2 (このIDを非表示/違反報告)
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