12 ページ15
→
指定された場所にいけず
どこかも分からない場所でチャイムを聞いたのは何回目だろう
『待っててもらえばよかった』
申し訳ないけど
そうでもしない限り私は目的地に辿り着けなさそうだし
とりあえずグラウンドなら外だろう
という安易な考えで外を歩くこと1時間半
流石に授業は終わった
4回くらいチャイム聞いたもの
(せめて教室にたどり着いて鞄だけでも･･･。)
もはや当初の目的も変わり
教室を探す為に校舎を歩いてた
『あ』
轟｢あ｣
『見つけた』
救世主バンザイ
とても広い校舎でやっと人に出会えた
『えっーと･･･』
轟｢轟焦凍だ｣
『椎名Aです』
轟｢知ってる｣
『あ、そう
よければ教室の場所教えて貰えませんか？』
冷たい目と見つめ合うこと数秒
｢はぁ｣と、いうため息を吐いて歩き出した轟君
轟｢早くついてこい｣
『？教えてくれるだけで大丈夫だよ』
轟｢口頭説明で辿り着ける奴だとは思わない｣
『そうかもだけど。わざわざ面倒でしょ？』
轟｢別に思わない」
『でもさっきため息･･･、』
轟｢どうしたらそんなに迷えるのか考えたが結論がだせなかっただけだ
そこまで迷う程の構造か？｣
なんとも分かりづらい人だ
表情筋が全く動かないから怒ってるのかと
『轟君の言い分は分かる人にしか適用されないよ』
轟｢でも限度はある｣
『それ、私は規格外だって言われてるみたい』
轟｢･････････｣
『否定してくれないんだ』
轟｢･･････そういう抜けた所も可愛い｣
夕暮れ刻
濃いオレンジ色に照らされた廊下で
轟君からは想像もつかないような言葉に
かなりの衝撃を受けて目を見開いた私の反応は間違ってないはず
轟｢･･････って、クラスのやつらが言ってた｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 621人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lin(プロフ) - ぽんさん» めちゃめちゃ嬉しいコメントありがとうございますっ！！ ヒロアカにハマりすぎてスピード更新頑張ってるので楽しんでもらえていたら嬉しいです^^* (2020年5月14日 3時) (
レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 続きが気になるぅぅぅぅ…あ、初コメ失礼します(土下座)めっちゃ面白い作品に出会った…更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 20584b11a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
