11 椎名side ページ14
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更衣室への移動中
ポケットに入れていたスマホが小さく振動した
電話･･･？
有楽さんからだ。
『ごめん麗日ちゃん。電話きたから先行ってて』
麗日｢了解！授業始まっちゃうから急いでな〜｣
麗日ちゃんの言葉に頷いて
少し離れた所へと移動し、応答をタップする
『はい、お疲れ様です』
有楽《お疲れ。昨日は連絡出来ずに悪かったね。学校生活は楽しんでるか？》
『はい。しっかり通っています』
有楽《楽しんでる･･･ではないのか
まぁ、通ってるだけいいけれど
そういえば1つ言い忘れてたことがあってね
君の入学の件だが
意味の無い贔屓では他の生徒から反感を買うだろうということで
特別推薦枠という形で入学したことになっている》
『つまり？』
有楽《学校側から指名があったことにすればいいということだよ》
有楽さん。
それは伝えるのが遅すぎます
『｢自分でもよくわからない｣って言ってしまったんですが』
有楽《･･･！？クラスの子と喋れたのか！？》
『会話くらい普通に出来ますよ』
有楽《いや、すまない。そうだよな
でも、うん。周りの子の反応は？》
『特に何も』
有楽《そうか。いいクラスメイトだな》
他の人達が同じ反応してくれるかは分からないけど
少なからずあの3人はいい人達だ
有楽《明日からは1週間休まなければならない
今日のうちに少しでも親交を深めておきなさい》
『了解しました』
有楽《･･･すまないな》
『いいえ。そっちが私の軸ですから』
弱々しい声の有楽さんなんて違和感だ
与えられたことは全てこなす
それが私が犯した罪との契約だから
要件も終わったみたいなので電話を切って
ポケットにスマホを戻し｢さて｣と、呟く
『ここはどこだろう』
【一方その頃】
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢まずはチーム分けをしたいのだが･･･。
椎名少女は？｣
「「･･････」」
絶対迷子だと、誰もが確信した
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Lin(プロフ) - ぽんさん» めちゃめちゃ嬉しいコメントありがとうございますっ！！ ヒロアカにハマりすぎてスピード更新頑張ってるので楽しんでもらえていたら嬉しいです^^* (2020年5月14日 3時) (
レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 続きが気になるぅぅぅぅ…あ、初コメ失礼します(土下座)めっちゃ面白い作品に出会った…更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 20584b11a2 (このIDを非表示/違反報告)
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