元帝光中の愛され姫【黒バス】 (ページ26)

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初めての負けページ26

涼太大丈夫かな、、、

今まで負けを知らなかった涼太が負けて

コートで涙を流していたのがずっと頭から離れなくて、

体育館を飛び出して探しに来た。

ー水道ー

「涼太、お疲れ様。」

水道で頭から水をかぶっている涼太に

近ずき話しかける。

「Aっち…」

今にも泣きだしそうな涼太を見てもたってもいられず、

自分の持っていたタオルを頭からかけてあげる

すると急に腕をひかれて涼太の腕の中に

そのままズルズルと階段に腰かけた

「俺……ほんとカッコ悪いっス…」

俯いていて前髪で顔が隠れて表情は読めないが、

なんとなく想像出来た。

「ううん、あのね私は今の涼太が1番かっこいいよ。」

｢負けたんスよ、？？｣

｢……今までがおかしかっただけだよ。

勝負には勝ち負けがあるんだから

少なくとも、帝光の時の勝ちが当たり前のような

涼太よりずっとずっと好き。

だから……バスケを辞めないで、？？」

前髪を避けて両手で顔を包み持ち上げると、

揺らがぬ強い意志を持った涼太と目が合った。

「俺は……絶対やめないっス！！

次こそ……誠凛に勝つっス！！！！

Aっち、ありがとう。」

ぎゅーーーーーーーっと効果音がつきそうなくらい抱きしめてくれた後の涼太の顔は

すごくふっ切れたように見えた。

よかった、、、ほんとに。

キセキの世代をよく思ってないけど、誰にもかけて欲しくないもの。

またみんなで笑いたい。バスケしたい。

みんなの……支えになりたい。

ピロリンっ♪

タイミングのいいことにテツくんから、帰るよっとLIMEが来た。

良い雰囲気でバイバイしようとしていた所に来たのは、

「じゃあ…私帰るn「待つのだよ。」……え？？」

そう、

「「真太郎？！ (( 緑間っち？！？！」

帝光時代の我らが3Pシューター

"緑間真太郎" だった