元帝光中の愛され姫【黒バス】

ー過去ー ページ15

そうこうしてるうちにもう教室の前。





やばい、緊張する…







友達…できるかな…






こんな私の心を知ってか知らずか先生の明るい声で呼ばれる。







教室に一歩入ると





「かわい〜！！」





「美人！」





とか聞こえてきたけど…お世辞だよね←








てかてかてか！！！







めっちゃ髪の毛カラフルな人いる！！






_____に似てる笑









．






ざわざわしている教室も、先生の手の叩く音で静まり視線が私に集まる。






静まらなくてもいいのに…







『______中学校からきました！




真宮 Aです！！




前の学校ではバスケ部のマネージャーしてましたっ。できればしたい…です(微笑』







深く頭を下げる。







でも、全然反応がなく…









心配になって、パッと顔を上げると、顔を赤くしている男子と目を輝かせている女子がいた。









うん、これなら仲良くなれそう。笑







先「じゃあ〜真宮さんの席は…






黄瀬くんの隣でいいかしら？」





『はい！』






もちろん知ってるよね！って感じで次に進もうとする先生。





いやいや！！どこ？！






『あの…黄瀬くんって…』







先「えっ？！知らないの？！あのモデルの！！」






『えっ…すいません、分からないです…』






っと発した途端、クラスが驚きに包まれた。





すると、後ろの方でガタッと音がした。





黄「俺ッス！黄瀬 涼太っていいます！(キラスマ」





てか、今、耳…？尻尾…？が見えた気がする…






彼の隣に行き挨拶をする。







『黄瀬 涼太君、よろしくね！！(微笑』







黄「涼太でいいっスよ！！Aっち！！」





…っち…。いや置いとこう。笑






『ん〜じゃあきーちゃんだね！笑』









そう…黄瀬涼太は初めからAに懐いていたのだ。

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