元帝光中の愛され姫【黒バス】

ー過去ー 夢主がキセキの世代と仲良くなるまで ページ12

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？『えっ？！？！A転校しちゃうの？！』



すごい大きい声で問いかけ、
目を見開き後ろから抱きついてくるオレンジ色の髪の男の子の声が体育館に響き渡る。









そう…真宮Aは帝光中学校に転校する事になったのだ。









声が聞こえたのかいつも一緒にいた他の４人が反応する。









？『転校？！寂しいわ…どこへ行くの？？



ちょっと！！______、離れなさいよっ！』





と、無理矢理オレンジ色の髪の男の子を剥がして手を握ってくるセクシーな雰囲気の男の子。






？『ゲフッ…A、転校すんのか…？？』




と、眉を下げて近寄ってくる筋肉が自慢の男の子。






？『んっ？A、転校するのか？？』






と、頭をポンポンと大きな手で撫でてくるおっとりした印象の男の子。





？『…あ？転校？寂しい…っとでも言うかよバァカ』




と、フイッとそっぽを向くツンデレで深い緑色の髪の男の子。








一通りみんなの言葉を聞いてお別れの言葉を口にする。









『みんな…今までありがとう！



必ずまた会おうね！大好き…(泣』





泣かないと思っていたのにみんなの優しさを思い出して大粒の涙が頬を伝う。






それを見た皆んなは"俺たちも大好きだよ"っと優しく微笑んで1人ずつハグをしてくれた。




学年が違うのにここまで優しくしてくれるのはとても嬉しい。





最後は笑顔で。っとまた溢れ出しそうな涙を袖で拭き、






""またね！""





っととある中学校を去った。





その時も頬を伝う涙は止まる事はなかった。

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