5話 ページ8
「いないよ〜陰陽師って絶対に生きてるってことができないしから相手の方が心配しちゃって、全部破棄されちゃったんだよね」
「申し訳ございません、余計なことを聞きました」
「大丈夫だよ〜」
本当に余計なことだった
こんな悲しいことがあるだろうか
私、最悪だ
「大変申し訳ございませんが、これから埃が立ちますので退室をお願いいたします」
「わかった、お邪魔したね〜」
「いえ、お気をつけてお帰りください」
椎名様が出たのを確認し、はたきで埃をはたき
ちりとりで集めた
椎名様が来たことで仕事が遅れたから、猛スピードで進めないと
お嬢様がお食事から帰ってきてしまう
コンコン
「はい、どなたでしょうか?」
「失礼します、Aさんお嬢様をお見かけしませんでしたか?」
「いえ、お食事に行かれてからは一度も戻られておりません」
「そうですか」
「行方がわからないのですか?」
「そうです、どこいかれたのかしら?」
「椎名様に聞いてたどうですか?」
「わかりました、聞いてみます」
「はい」
私はお嬢様のことを心配しつつ、掃除を進めた
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2020年1月2日 2時