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31話 ページ34

「西狭間にある一条家まで」


「承知いたしました」


「その後は屋敷に戻っていいよ」


「かしこまりました」


「榊原様、本日は誠にありがとうございました」


「いいのですよ、咲様のご友人としてこれからもお会いすることはあるでしょうし」


「あ、そうでしたね」


「今度会う時はこの着物を是非、お二方もお喜びになると思いますよ」


「はい、気後れしてしまうそうですが頑張ります」


「それでは、お気をつけて」


「はい、失礼いたします」

一礼し、馬車に乗り込むと動き始めた

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設定タグ:貴族 , 平安、明治 , 女主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2020年1月2日 2時

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