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父さんの気持ち、三話 ページ39

「警察官は部署によるけどいつも死と隣り合わせ、特に竜の部署はね」

「はい......」

「だからだけど、夜ちゃんには幸せになってほしかったんじゃないかな?」


「っ」


「あくまで僕が思うことだよ、本当の竜の本心は今となっては聞けないけどね」

「そう、ですね.....」

亡くなった人の気持ちは聞けない

わからない

父さん


なんで、言ってくれなかったの.......



「今こんな話するのは変だよね、でもね仕事のことで悩んでる夜ちゃんに今言うべきだと思ったんだよ」


「はい」

「本当は口止めされてたんだけどね、お酒が入ってぽろっと言ったんだよ」

「そう、だったんですね.......」

「大丈夫だよ、警察官、夜間警察になったからって竜は軽蔑したりなんてしないよ、逆に天国で誇らしく思ってるよ」

「はい......」

「夜ちゃん的には今言うべきじゃなかったよね、今まで隠してたのは謝るよ」

「いえ」

マスターは私のことを思って隠してたんだと思う

「夜ちゃんの夢を壊したくなかったんだよ、親戚の叔父さんポジとしてはね、竜を亡くしたことで更にそう思ったでしょう?」

「はい」

「このことを話して、夜ちゃんの気持ちを揺らがせたくなかったんだよ、今、警察学校に入る前だったら揺らいでただろう?」

「はい、そうです」

「そうだよね、あの時の僕の判断は正しくてよかったよ」

「ありがとうございますっ」

本当にありがとう

あの時のマスターのおかげで今の私はいる

父さんの気持ちは尊重したい

遺言といっても過言じゃないから


でも、今は違う


天国にいる父さんが自慢できる娘になろう


大丈夫


私には頼れる相棒がいるから

マスター、一話→←父さんの気持ち、二話



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設定キーワード:夜警 , 夜間警察 , 女主   
作品ジャンル:その他, オリジナル作品
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2019年12月25日 15時

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