捜索55日目 ページ8
「んぅ」
太陽の光で目が覚めた
「え、どこ....」
起きたのは自分の部屋ではなく、見覚えのない部屋だった
「誘拐....?」
最初に頭に出てきたのは自分が誘拐されたことだった
「よし」
私はベットからおり、立ち上がった
「あれ?」
よく見ればベットに膨らみがあった
「え、成瀬!?」
私は寝ていたベットの横で成瀬が寝ていたらしい
「何で?」
成瀬の家に来てからの記憶がない
たぶん、ここは成瀬の家なんだろう
「6時か」
とりあえず真相を聞くために、成瀬を起こした
「成瀬〜?ちょっと起きて〜」
体を揺すり、成瀬を起こす
「如月、起きたのか」
「うん、ねぇ何で私ここで寝てるの?」
「昨日酔って寝たからここで寝かせた、仕事前に起こせば大丈夫だろって」
「そうだったんだ、ありがと」
「いや、朝飯食ってスーツ取りに行って一緒に出社するか」
「うん!」
私は成瀬の家でご飯を食べ、家にスーツを取りに帰った
「あら、朝帰りね」
「由愛さん!」
「彼氏さんと?」
「はい、お恥ずかしながら昨日酔って寝てしまって....」
「そうだったのね、大丈夫よ!予想してたからね!」
「すいません、連絡忘れてました....」
「いいのよ!何時に何しようがAちゃんの自由だからね」
「ありがとうございます!」
私はスーツを着て、鞄を持って家を出た
「待たせちゃってごめん」
「いや、何か言われたか?」
「ううん、朝帰りって予想してたんだって」
「おぉ、凄いな」
「ね」
私達は会社の近くまで手を繋いで行った
「じゃあね」
「おう」
私は総務部へ、成瀬は営業部へそれぞれ出社した
「A〜!昨日のデートどうだった?」
「凄く楽しかったよ、初デート」
「よかった〜楽しそうでなにより!」
沙良と少し話、仕事を始めた
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2019年10月8日 18時