神子柴君と津原独葉と七市光永 ページ7
小学生の頃の津原は屋上が大好きだったが立ち入り禁止だった。
あの頃は真面目だったなぁ…と思う。
勿論幻想学園屋上は立ち入り禁止である。
しかし津原はいつもここに居た。
ここが大好きだからだ。
落ちてきそうな青空、揺れる雲、駆ける風。
全てが等しく好きだった。
「津原？」
こんな風に友人が来るのも好きだった。
神子柴の顔を見ると津原は嬉しそうに笑っていた。
「あんた、部活行かなくていいの？」
「後で行く、ちょっと寝てから行こうと思って。」
「ゲーム？」
「ゲキ部の方だ。」
小動物として扱っていた。
小学生からずっと一緒の、仲の良い小動物。
吹奏楽部の顧問に言われ屋上に入ると黒と赤の市松模様が見えた。
「つー！良い加減に…」
神子柴とバッチリ目があった。
「君っ、えっ、いつから居たんです！？」
「最初から居たぞ。」
「気付かなかったです。」
「失礼だな。」
津原は胡座をかいている神子柴の隣でスヤスヤ眠っている。
七市は紐を取り出して津原を縛り上げた。
「相変わらず手荒だな。」
「起きないこいつが悪いんです、それよりも部長。」
「あん？」
A4の紙を手渡される。
そこには『幻想祭 企画書』と提出日が書かれていた。
「何これ。」
「見ての通りです。」
「出せと？」
「私達は部長に任せますので。」
そう言って屋上から津原を連行していく七市を見届け何を書こうか悩んだ。
特別棟の最果て、来る奴は誰も居ない。
(適当でいいか。)
誰かに来て欲しい、慣れかに見て欲しいという欲は神子柴には1mmも無いのだ。
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龍巳@キチガイ - 睡眠酸素さん» じゃあ次のキャラデザ要求いつかしますんで！待っててね！！それまでにお仕事見つけてね！！！！！！ (2017年1月10日 21時) (
レス) id: 3d3a9ea8a1 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠酸素 - oh…イメージ通り過ぎて逆に怖いっていうかすげぇええええ！！！素敵ｳﾜｱｱｱｱめっちゃ楽しみってか次の小説も出たい！ (2017年1月9日 22時) (レス) id: 397257de9d (このIDを非表示/違反報告)
龍巳＠キチガイ - 【 】nanashiさん» は？何言ってんすか名無しさん文才まじください (2016年12月18日 19時) (レス) id: 7edea2d573 (このIDを非表示/違反報告)
【 】nanashi(プロフ) - 龍巳@キチガイさん» やばい、自分がこの中にいる！津原から聞いてるけどまさかこれ程とは、文才ください。 (2016年12月16日 16時) (レス) id: 1572cb3dd0 (このIDを非表示/違反報告)
龍巳@キチガイ - みるくらいす(紅茶10%)さん» 絵描いてー (2016年12月15日 20時) (レス) id: 7edea2d573 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍巳@キチガイ | 作者ホームページ：ホームページの追加は禁じます。
作成日時：2016年11月18日 19時
