ゞ ページ24
Sha「ま、焦らすのもここまでにして…いただきます。」
Kn「動くなよ。」
『う…』
首筋と胸の心臓近くに牙を突き立てられ一瞬の痛みに唇を噛む。生暖かいのが肌を伝う感覚と、じんわりとしたあの快感が一気に体を駆け巡る。いつもより…腹の底が締め付けられるようだ。
Sha「どくどく脈打って甘い血がよりよく感じるな…最高や。」
『んぅ…や…』
シャオロンの服を掴み声を抑えて耐えていると傷口から牙を抜いたシャオロンが、
Sha「Aはシッマより俺の方がええねんて。すがるように服掴んで…かぁいいなぁ…」
『そ、そんなこと…んっ！？』
煽るように言うシャオロンの言葉を聞いて何を思ったのかコネシマは俺の顔を横に向かせてさっきよりも深く口付けてきた。
Kn「…おい、こっちにも集中せぇや。シャオロンより俺の方がええやろ。」
『ふえっ…』
戸惑う俺の頬をシャオロンは優しく撫でると、
Sha「ま、俺かシッマかってのはおいといて…俺、前にも言ったよな？無防備すぎるって。見た感じ風呂上がりで、nakamuにもらった指輪も付けんで、血の匂い醸し出してさぁ…ぐちゃぐちゃにしたなるやん。ええか？俺らは今すぐにでも純粋なお前を穢したくてしゃあないんや…それを日々耐えてるこっちの身にもなれや。」
Kn「それは俺も同意やなぁ…お前のこの薄っぺらい腹にアツいのを注ぎ込んだら、お前は一体どんな顔するんやろな。」
『っ！』
その言葉を理解したことで俺はキャパオーバーでなにも言えず顔を更に赤く染めてしまう。
Sha「あははっ！かーわい。けど…これ以上いじめたらキリないな。シッマ。」
Kn「はぁ？俺もっと堪能したいねんけど。」
Sha「俺もやわそんなん。けど、手酷くして後でトントンに仕事倍増されるのも嫌やろお前。」
Kn「んぬぅ…けど俺のオレが正直ヤバい。」
Sha「んなもん抜いとけ後で。さ、Aは少し寝ててな。ホントならもっと可愛がりたいけど…お前に嫌われるのは勘弁やからな。最後に一口くれ。」
するとまた双方から噛みつかれさっきとはまた違う感覚が広がる。
『あ…う…？』
急に頭がぼうっとしたかと思うとみるみるうちに瞼が重くなってくる。
Kn「俺らが使う麻酔には二つ種類があってな。感覚過敏になるのと…今のは睡眠薬や。血も抜かれてしんどいやろし、せめて俺らの胸ん中で寝てろ。」
Sha「そ、おやすみ愛しいA。いい夢を。」
その言葉を最後に、俺は妙にふわふわした闇の中へと意識を手放した。
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ノア(プロフ) - 黒猫さん» ご指摘ありがとうございます。少し編集させていただきました。 (2020年7月19日 7時) (
レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - ２４ページの最初の方ｋｎさんが喋っていることになってますよ (2020年7月18日 23時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - 面白かったです！星も綺麗ですよ(*´▽｀*) (2020年6月26日 23時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
一月鈴華(プロフ) - ロリ化の話最高すぎです！ニヤニヤしながら更新待ってます！ (2020年6月22日 8時) (レス) id: a228d6db47 (このIDを非表示/違反報告)
缶コーヒー - 面白いです！しかも私も吸血鬼パロ好きなんですよー(⌒▽⌒)ｵｿﾛｲﾃﾞｽﾈなので気長に更新、お待ちしておりますー (2020年6月7日 18時) (レス) id: b386527986 (このIDを非表示/違反報告)
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