ゞ ページ13
人数が増え、賑やかに談笑している時に、俺は長らく疑問に思っていながら忘れてて聞いてなかったことを問うた。
『そういやさ、俺って一応攫われた身だよね？めちゃくちゃ馴染んでるけど。』
Gr「そうだな。」
『攫われたってことは俺、誘拐扱いで事件になってるのでは…ここに来てもう半年くらい経つんだけど…』
Gr「あ、それについては問題ないゾ。実はお前を攫ったあと、後々事件にならぬように俺らで色々手配してお前は学校は転校したことになってるし、住んでたアパートは撤収済みだ。」
『は？』
マジで？そんなことまでやってたの？よくそんなことできたな本人居ないのに…
Gr「学校はトン氏とオスマンにお前を養子に取ったということを伝えて貰い、転校(仮)の手続きを。アパートは大先生とチーノで大家を上手く言いくるめて片付けをした。お前の部屋にところどころアパートにあった家具や服があったのはそういう事だ。」
『え？太陽は？』
Gr「そこはうちの某マッドサイエンティストに頼んで耐えれるような薬を作ってもらったさ。」
『あー…』
そーいや部屋に置いてきたはずの服とか下着とかあってなんでだろーなとは思っていたけど…そこまでやっていたとは心外だった。ヤバいよ色んな意味で。
『…一応聞くけど、俺が絶対帰りたいとか言ったらどーするつもりだったのさ。』
Gr「最初にも言ったろ？俺は気に入ったものは必ず手元に置きたい性分だ。時間をかけてでもお前を堕とすつもりだった。」
『…それ俺が肝座ってて良かったな。そうでなきゃ今頃吸われ尽くされてそうだ…』
Ut「たしかになぁ…俺ならともかく大食らいのゾムがここまで人間を大切にするのは珍しいことやで？惚れた弱みってやつやろ。」
タバコをふかしながら大先生は言う。コネシマもそれに同意するように、
Kn「せやなぁ…だって俺もAはずっとここにおって欲しいと思っとるし、それは俺だけじゃないと思うで？」
…そんなふうに思っててくれたのか。確かにここの奴らすごいくせ強いけど俺はそれに自然と対応できてたしな…相性が良かったのだろうか。
Gr「…勝手にあれこれやられてて幻滅したか？」
『いいや全然。だって今更それ聞いても怒れないしね。気にしない。』
ここに来てから辛いことは何も無かったし、みんなにも良くしてもらっている。濃いメンツのおかげで毎日退屈もしないから。
『俺もみんなと居たいし、これからもよろしくね。』
Gr「おう。末永くな。」
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ノア(プロフ) - 黒猫さん» ご指摘ありがとうございます。少し編集させていただきました。 (2020年7月19日 7時) (
レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - ２４ページの最初の方ｋｎさんが喋っていることになってますよ (2020年7月18日 23時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - 面白かったです！星も綺麗ですよ(*´▽｀*) (2020年6月26日 23時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
一月鈴華(プロフ) - ロリ化の話最高すぎです！ニヤニヤしながら更新待ってます！ (2020年6月22日 8時) (レス) id: a228d6db47 (このIDを非表示/違反報告)
缶コーヒー - 面白いです！しかも私も吸血鬼パロ好きなんですよー(⌒▽⌒)ｵｿﾛｲﾃﾞｽﾈなので気長に更新、お待ちしておりますー (2020年6月7日 18時) (レス) id: b386527986 (このIDを非表示/違反報告)
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