俺/僕にドキドキしてください 短編集【歌い手】

看病 あほの坂田。 ページ5

夢主ちゃんside


最悪だ。



今日は彼氏のさかたんとデートの筈だったのに38.8度の熱がでたのだ。



頭痛いし、クラクラするし、寒いし、きっと風邪だろう。




とりあえずさかたんに電話しなきゃ！



Prrrr･･･




坂｢もしもしA？どうしたん？｣




『もしもし？ごめん、今日風邪引いちゃって、デート出来ないや…』




坂｢だ、大丈夫なん!?い、今からAの家行くから!!｣



『え？ちょ、さかt...ﾌﾞﾂｯ切れちゃった...』



しょうがないのでさかたんを待つ事にした。



ー15分後ー


インターホンの音と共にさかたんの声が聞こえて、フラフラしながらドアを開けた。




坂｢A大丈夫!?って、大丈夫じゃないよな…早くベッド行こっか。｣




壁伝いに歩いていくけど、だんだん足に力が入らなくなってきて、倒れる！




…と思った直後、暖かいモノに包まれた。




『っ...さ、さかたん、ごめん。///』




後ろからさかたんが支えてくれたみたいだ。




坂｢大丈夫か？ちょっとごめんな。｣




そう言われて、さかたんにお姫様抱っこされ、ベッドまで運んでもらった。

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