【ONE PIECE】レストランオパール営業中 (ページ24)

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俺はドフラミンゴさんの申し入れを諸手を上げて受け入れた
ドフラミンゴさんは海賊であるが、１人の商人でもある

俺は駆け引きや取引という経験には疎いため、商人として先輩であるドフラミンゴさんがいれば心強いのだ

ドフ「それで、どんなのを売るんだい？」

今は商品の話
商品は一般のコンビニに売っているお菓子や弁当だ

俺はドフラミンゴさんに一つの袋を差し出した

『それが売り出そうと思っている商品です』

ドフ「おいおい、こんな笑い袋みてぇなのじゃ売れねぇぜ？」

『違いますよ、そのなかにお菓子が入ってるんです』

ドフラミンゴさんは「ほう」と呟き、袋を開けた
中身は俺の前世ではド定番のお菓子
『ポテトチップス』だ

ドフ「この薄っぺらいのが何枚も入ってるがー、これはお菓子か？」

『そうですよ、ポテトチップスという芋を揚げたお菓子です』

ドフ「芋？あれがこんなに薄くなんのか？」

『それを油で揚げて、塩を振りかけたものです、食べてみてください』

ドフラミンゴさんは一枚つまみ上げ、じっくり観察した後、口に放り込んだ

サクッ

ポテトチップス独特のサクサク感
丁度いい塩味

この２つを開発した人はきっと天才だと思う

この世界のお菓子はドーナッツやクッキー、ケーキなど甘いものが多い
何故しょっぱい系がないのか

ならば、この『ポテトチップス』はお菓子界に革命の一手となるだろう

ドフ「こりゃあうめぇ、今までにないお菓子だぜこりゃあ。こいつぁきっと売れるぞ」

『ありがとうございます、まだまだ売ろうと思っている商品は沢山あるので見て貰えませんか？』

俺とドフラミンゴさんはファミリーの幹部の方々も交え、販売予定のカップラーメンやフライドチキンを見て貰った

そのどれもがお墨付きを貰い
ドフラミンゴさん曰く今運営しているSMILE？の工場を食品工場にするらしい

カイドウさんとの契約はいいのかと尋ねたところ・・・・・・

ドフ「ふっふっふっ、なぁに、このプロジェクトはあいつにも関わってもらうつもりだ。他の四皇にもな」

と言っていた
まぁドフラミンゴさんなりに考えがあるのだろう

第一号店の開店は来月
ここドレスローザで開店するつもりだ

ドフ「それで？店名はどうするつもりだ？」

『Venue、これがこの店の名前です』