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彼女の事情2-YS ページ41

なぜか、この場にいるAの身を捉えて。
真剣な顔つきの―キュヒョン。
そしてその様子を、メンバーたちにこわごわ見守られている。


パッと見る限りでは。
まるでドラマのラブシーンの撮影に出くわしてしまったかのような光景。


だがそれは・・・まぁ、当たり前だが俺の勘違いのようで。
なにせ、主演かと思われた二人の表情が・・・そんな甘いものじゃなく。
特にうちのマンネに関しては、どうも穏やかとはいえない剣幕だ。


依然、この状況がどんなものかは知りえないが―


KH「・・・!」

「あ・・・」


別になんの思惑もあったわけじゃない。
だが、自然と体が動くままに―俺はこの二人を引き離していた。
それと同時に。


YS「お・・・どうした、それ。A」


なにやら大変なことになっている・・・彼女の姿に、真っ先に目を奪われて。
周囲のメンバーたちがガクリと肩をすくめた瞬間を見落としたのだった。


だけど。


「あ〜っと・・・ごめんね。言葉不足でした!」


どことなく困ったような顔つきで、声を張ったA。
それらは俺ではなく―その後ろに向けられている。
俺は背後にいる弟を振り返った。


「私の家ね、実はクリーニング店を営んでるんです」

KH「・・・」

「だからこれぐらいなら自分で洗うか〜それでダメなら自分ちに持っていけば済む話なの^^」

LT「あ、ああ〜。なる・・・ほど?」

「私ったら説明が足りなくって。気を悪くさせてごめんなさい」

KH「・・・別に。あなたが謝ることじゃ」

YS「?・・・??」


俺はキュヒョンとAの顔を交互に見回した。
キュヒョンはどこか不満そうな表情を崩さず。
Aはどうやらそんな弟に手を焼かされてるのか・・・これまた困り顔で。


だけど、Aのその表情が。
次には横にいた俺に向けられる。


「それではイェソンさんも来られたようなので。私もそろそろ戻ります。
イベント会場の方も気になるので・・・」

KH「あ・・・あの・・・!」

EH「あっ、じゃあ!それ目立つし〜俺のこれ使います?!」


まともに会話らしいものもできないまま、この場を退散する気配のAを。
ウニョクが腰に巻いていたネルシャツをほどきながら―引き留める。


確かにそれがありゃ、Aの上半分くらいは簡単に隠せそうなんだが。
彼女のスーツ以上にこのホテル内では目立ちそうなガラで。


なぁ・・・そういうのさ。
一体どんな店で買うんだ(笑)

Bad Feeling-KH→←雲の上はいつも晴れ-YS



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Mercury zero(プロフ) - ayaさん» またしても間が空いちゃってごめんね( ;∀;)なんだかね。ぎゅが性格悪そうな感じになりそうで、書いててすでにツライww だけど最近また光化門にてを聞いて、続き書きたくなってきたの(´▽`) (2015年9月22日 23時) (レス) id: 6a9bdfd1d2 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - たんこま☆さん» もしや私の一番最初の作品から読んでくださってたたんこまさん?!きゃ〜〜お久しぶりです、またお目にかかれて嬉しいです〜( ;∀;)私もこちらのサイトで執筆を始めて早いもので3年になり、その間に色々変化もありますよね。それでも読んでもらえてホントに幸せです! (2015年9月22日 23時) (レス) id: 6a9bdfd1d2 (このIDを非表示/違反報告)
たんこま☆ - Mercury zeroさま お久しぶりです!たんこま☆です。もう覚えていらっしゃらないかもしれませんが…私事ですが最近環境がガラリと変化し忙しくて全然読みに来れず…なので一気読みさせていただきました!ゆるゆるジョンウンくんに癒されました♪更新ファイティン (2015年9月22日 1時) (レス) id: c45c461631 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - もぅ笑 ぎゅッたん、イライラしないの!!笑 悩める兄さんか.…。なんかイジリ甲斐ありそぅだね、楽しみ♪ (2015年8月16日 19時) (レス) id: 81aea6774b (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - ayaさん» オンニ、大変なことがわかってしまいました。バクダンは今章中に落とせそうにありません(残り話数のモンダイでw)しかし、このお話のテーマである「悩める兄さん」まで全然辿りつけてないな!今後に期待しててね。あ、ほんのりね!! (2015年8月13日 0時) (レス) id: 6a9bdfd1d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mercury zero | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/mercuryzero/  
作成日時:2014年11月13日 23時

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