オリエンタルポピー (ページ35)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:26,549 hit

” ページ35

Aside

結局あの後断れず2人で私の部屋に向かう。

心臓バクバクしてる。

どうしよう。

服落ちてないよね？！

ていうか絶対引かれるし、、、

うわぁヲワタ。

一生大我にぃ恨む。

そんなことを悶々と考えてるとあっという間に私の部屋についてしまう。

『あの、引かないでくださいね？』

風「はは、良いよ。」

一応念を押してから部屋に入る。

出迎える菊池のポスターたち。

隙間なんてなく、見渡す限り菊池。

うちわも同じうちわをデコったやつと袋のままのやつ、2種類飾ってある。

灰になりたい。

チーズ蒸しパンになって何も考えたくない。

そのまま菊池に食べられて菊池の体の1部になりたい。

ダレカタスケテ←

風「おぉ、まじで俺のこと好きだね。(笑)」

『引きました、、、？』

風「うん。ドン引き。」

はい、人生終了のお知らせ。

あぁ、確かに私自らフラグ立ててたな。

そうだよ、あんな上手く行くはずがないよね。

あー泣きたい。

風「って、嘘だよ。逆に俺にこんなに貢いでくれてありがたい。(笑)
まっ！俺イケメンだしこうなるよね？(笑)」

『え、あ、よかったああああああ。びびった。死ぬかと思った。あぁ。
てか何あの笑顔。反則。好き。ああああ、こんな時に限って来週はもう大会でオフない、、、
今すぐジャニショにいきたい。あぁそういえばオンラインショップ空いたやん。あとで菊池の買お。
金欠だけどそんなん知らない。ついでにコンビニのガルボ買い占めて、、、
お金たりなすぎる。ただでさえこの前のライブのグッズで大量にお金を使ったというのに。 ( 省略』

とりあえず気持ちを整理する。

多分私が黙っちゃって困ってるよな、、、

うつむいていた菊池を見ると手で口をおおい笑いを耐えている。

、、、ん？

『どうしたんですか？？』

風「全部声に出てたよ？？」

『what?』

風「ありがとう、お金ないのに俺の写真買ってくれて。
大会どこでやるの？俺行きたいんだけど。」

『あ、えと、大我にぃも来るらしいんで大我にぃに聞いてください。』

風「了解。あとさ、菊池さん呼びと敬語やめてよ。いつもは菊池呼びとか風磨呼びでしょ？」

『は、、、うん！わかった！でも風磨は呼ぶたびに心臓破裂しそうになると思うんで、
風磨くんって呼ぶ！』

風「確かに心臓破裂したらやばいもんな。(笑)」

そんな下らない話をしながら下に行った。