な組の若頭 ２【stxxx】

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なーくんから、ご依頼内容が送られてきた。


簡単に説明すると、
女子高生から女子大生を中心に
行方不明が多発しているらしい。

誘拐事件が1番濃厚かと判断されており、
その場所に向かい、誘拐されてる子達を救い出す、
という任務。

依頼主はその被害者の親御さんだと言う。

警察からもお願いされているらしく、
ご依頼 兼 任務らしい。



なるほど、それで女の子指名ねぇ……




るぅちゃんの試着を待ちながら、
任務内容を確認していると、

更衣室からちょうど出てきたるぅちゃんに
私は唖然とした。





「あの、どうですかね…？」

『えっと…すごい、お姉さんって感じで綺麗』





るぅちゃん、女装したら
こんなに綺麗になるなんてビックリなんだけど…

スタイリスト本当にありがとう。






『るぅちゃん、これで任務行けるよ！』

「あ、ほんとにぃ〜？るぅ子、がんばるぅ〜」

『あー…そのしゃべり方はやめたほうがいいよ』

「なんなんですか。」





そんな茶番は置いといて、
私たちはすぐさま任務場所へ向かった。


現在地から近いところで助かった。

てか、こんな明るい時間に
誘拐なんて起こるわけないじゃん。



るぅちゃんならまだしも
私なんて絶対引っかかんないよ。

るぅ子のほうが女子力高すぎて
なんかもう女の子やめたくなったし。





「A」

『もうなにー』

「しっ。怪しい人がいる。」

『ん…？あいつか。
女の子を何処かに連れていってるね。』

「後、つける？」

『アリだね。』






後を付けてみると、
そこには小さめの屋敷があった。

男と高校生くらいの女の子が
中に入っていく。



さて、私達も入りますか。





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