【ﾌｧﾝﾀｼﾞｰ】まだ題名は決まっていません

第４話　異世界 ページ6

「リアン！？」

　いったい何が起こったの？

　「もしかしたら、これは手品でリアンは壁の向こうにいるとか・・・」

　アネラがそういい、壁を登りはじめた！

　「ちょっ！アネラ！」
　
　「アネラ、おりてきなよ！危ないよ！」

　いつもはおとなしいオウブも、必死で止めている。

　
　はぁ・・・アネラ、おとなしくしとけば綺麗なのに・・・

　「(ボソッいっそオウブと性格入れ替わったらいいのに・・・」


　 オウブと私が注意している間に、アネラはてっぺんまで登っていた。

　
　「んー・・・いないな・・・」


　「当たり前でしょ！」


　手品で壁を通り抜けるなんて・・・


　「じゃあ、リアンはどこにいった？」


　「えっ！？それは・・・」



　うぅ・・・何処にいったのよ！

　たいてい漫画とかだと、どこかの壁を押すと、秘密の抜け穴があってお宝が・・・


　「そうか！壁のどこかに・・・メイティア、いい考えだ！」

　「えっ！私声にで出た！？」

　「うん！ばっちり出てたよ。」

　あぁ、オウブまでにつっこまれた・・・

　いつもは反対なのに・・・

　「あった！押すぞ！」


　アネラがそう叫んだ瞬間、私達は大きな光に包まれた＿＿＿



　そして、目を開けた先には・・・









　

　「・・・泉？」

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