第27話 過去の話 ページ29
私、この人と一緒の部屋なんだ…
「よろしくね メイティア」
そう言ったのは、ノアだ
私はこの銀髪美人で中身は恐い、ノアと一緒の部屋になってしまった…
正直、嫌だなぁ まだアネラと一緒のほうがマシかもしれない
そんな私の心の中を読んだように、ノアが言った
「あら、私と一緒の部屋は嫌かしら?」
「い、いや、そんなことないけど…」
「そう、それはよかったわ」
今の笑顔は恐かった…アネラかオウブか、誰か助けてほしい
「ところで、メイティア」
「なに?」
「アレン様のこと嫌いになった?」
私はアネラが(体はオウブだったけど)吹き飛ばされたところを思い出した
「…当たり前だよ
あんなことをしたんだよ?
私の大事な友達を傷つけて、嫌いにならないわけないよ」
ノアが私から視線をそらし、窓のほうを見る
「そうよね
アレン様のしたことは、きっと許せないでしょうね
でも、アレン様は…」
「ねぇ、どうして?」
私はノアの言葉を途中でさえぎる
この城にいる、リアンもリートもノアもなんで…
「なんであんなやつを様付けするの?なんで味方になるの?
偉いから?強いから?ねぇ、どうして!?」
疑問だった
10歳にしか見えないアレンをなぜみんなは「アレン様」と呼ぶのか
あんなことを平気でできるやつになぜみんなは味方するのか
ノアが静かに答える
「もちろん理由はあるわ
でもそれは、偉いからでも強いからでもないわ」
「じゃぁ、なんで…」
「アレン様は優しくて強くて、立派な方だったわ。それに今の姿と違い、青年の姿だった
魔導士ならみんな憧れた
アレン様みたいになりたいって
でも、アレン様は変わってしまった
強いけれど、優しくはない、むしろ恐い
次第にみんなは尊敬も憧れも抱かなくなった
代わりにね…畏れを抱くようになったわ」
「なんで、アレンは変わったの?」
「それはね、
一番、それこそ家族よりも信じていた仲間に…」
ノアがそこで言葉をきる
ノアは少しのためらいを見せたあと、言った
「…裏切られたからよ――――」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
面白い？食べ物
ホ モ弁のポテト＆ビーフカレー味のジャーキー味の元←意味不明Σ（ﾟдﾟlll）
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晏壽＊匿名の堕天使＠受験＼(＾o＾)／(プロフ) - 更新されてる……？！ (2016年3月24日 17時) (
レス) id: b364f7acdb (このIDを非表示/違反報告)
沖田テツヤ - 面白いです!!更新頑張って下さい!!題名は"異世界の力の泉"はどうですか?でしゃばってスミマセンッ＞＜ (2014年2月15日 19時) (レス) id: 70a9721851 (このIDを非表示/違反報告)
美燦雅★晏壽(プロフ) - 月詠白明さん» Wとかいろいろあるからね (2014年1月8日 11時) (レス) id: 213bdf6925 (このIDを非表示/違反報告)
月詠白明(プロフ) - 美燦雅★晏壽さん» それは、ごもっともダネ (2014年1月8日 11時) (レス) id: c03204db58 (このIDを非表示/違反報告)
美燦雅★晏壽(プロフ) - 月詠白明さん» その言い方はヒドイwwグダグダなのは、更新できてないからだよ！ (2014年1月8日 11時) (レス) id: 213bdf6925 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：晏壽＆氷化＆真菜 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ANJUANJU/
作成日時：2013年8月21日 16時
