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「猪野くん」
彼がそう呼びかけると、猪野はシュタッと地面に降り立つ。
「日下部さんや禪院特別一級術師もこの“帳“内にいるハズです。合流できた場合現状を伝えて協力を仰いでください」
「了解!!」
「それから、」
___三人を頼みます。
いつになく真剣な口調で七海はそう言った。
そして彼はそのまま“帳“外へと歩いていく。
『…ななみん、さん』
その背中に小さく声をかけたのはA。
『お一人で、あの…私、』
心なしか泣きそうな顔になっているAに振り返って。
彼女を安心させるように少しだけ微笑んで七海は言った。
「安心してください、すぐ帰ってきます」
『…はい、』
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なんなん(プロフ) - 杏莉さん» ほんとうですか………めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しいですありがとうございます泣!!!! (2021年3月12日 21時) (レス) id: c1887ad742 (このIDを非表示/違反報告)
杏莉 - ふわああああ! 面白いですっ! 更新楽しみにしていますね! (2021年3月12日 18時) (レス) id: 8bbf1cd05e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なんなん | 作成日時:2021年3月4日 16時