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「ナ・ナ・ミーン!!」


『おーい、悠仁?』


「ナ・ナ・ミン!ナ・ナ・ミン!」


「おい、おいって」







バシッと音を響かせ、恵が悠仁の頭を叩く。


ようやく彼が気づいてくれた。







「伏黒!ナナミン!A先輩!…誰?」


『ブッッ』







そしてAも猪野に頭を叩かれる。







「…ナナミンってマジで七海サンのことだったんだな」







『…猪野さん、普段私の何を聞いてらっしゃる?』

「あー、香月も“ななみんさん“呼びか」


















「…夏油さんが?」


「正確にいうと夏油傑の裡にいる何者かダ。今渋谷駅構内はまさに伏魔殿」







そう話すのは、悠仁の片耳に付けられたメカ丸の子機。ちなみに五条悟の封印後にのみ発動する。







「特級とそいつらが連れてきた呪霊、夏油の息のかかった呪詛師、そして改造人間と一般人」


「確かにそれなら地下鉄の隣駅から攻めた方が速い、だがそのためにはまず帳をとかなければ…」


「緊急事態だ、マルチタスクで頼ム」







とりあえず帳を解かなければ始まらない、ということだ。


七海は素早く判断を下し、後輩たちに向き直った。







一級術師(わたし)でしか通らない要請がいくつかある。外に出て伊知地君とそれらを全て済ませてきます。四人にはその間に“術師を入れない帳“を解いてほしい」









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なんなん(プロフ) - 杏莉さん» ほんとうですか………めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しいですありがとうございます泣!!!! (2021年3月12日 21時) (レス) id: c1887ad742 (このIDを非表示/違反報告)
杏莉 - ふわああああ! 面白いですっ! 更新楽しみにしていますね! (2021年3月12日 18時) (レス) id: 8bbf1cd05e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なんなん | 作成日時:2021年3月4日 16時

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