松田刑事の従姉妹ちゃん兼彼女さん 〜ハロウィンの花嫁〜

カボチャが四つ ページ8

コナンside



俺たちが向かった先は警視庁。



小五郎「冗談じゃねぇぞ！ なんで俺がこいつらに奢らなくちゃならねぇんだ！？」

蘭「まぁまぁ、いいじゃない。たまには」

少年探偵団「「「ゴチになりまーす！」」」



おっちゃんが警視庁に用があったからご馳走してもらおうと俺が提案したのだ。


小五郎「昨日の訓練の件で警視庁に行くから、この辺で昼飯食おうって言っただけだぞ！」

蘭「だからみんなで食べた方が美味しいじゃない」

光彦「ボク、天ぷら食べたいです！」

歩美「わたしもー！」

元太「オレ、うなぎ！ うな重食いたい！」



みんなおっちゃんに食べたいものをいいながら門を出ると、おっちゃんの後ろからひょっこりと誰かが……


巻「や！みんなお揃いでどうしたの？」

少年探偵団「「「巻刑事！」」」



現れた巻姉さんにちょっとビックリしながら、耳元でどうしたの？と聞くと、


巻「最近働きすぎてるから、今日は午前だけで終わりなの！」

とニッコリ微笑んだ。



コナン「陣平兄さんは？」

巻「まだ仕事だよ」

そう言いながら巻姉さんは立ち上がる。



巻「小五郎さん、どこ行くんですか？」

小五郎「俺今からこいつらに奢らなきゃいけねぇんだよ……」

イライラしているおっちゃんを宥める巻姉さん。



蘭「あっ！折角なら巻ちゃんも一緒にどう？」

巻「え！いいの？」

行く行く！とさらに笑顔になる彼女は小五郎さんに「私もお金払うので一緒に行っていいですか？」と聞いている。

少年探偵団のみんなも、灰原も、巻姉さんが大好きなので、とても喜んでいる。




巻「じゃあ行きましょ！」

その時、だ。
事件が起こった＿＿＿いや、渋谷を巻き込んだ大事件が起こり始めたのは。

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