番外編 ページ8
パワハラ会議中の主人公
日が降りて、やっと人を狩れる。
と言う時に琵琶の音と共に大きな建物に移動した。
そこには他の鬼が5人ほど居て、どうやら十二鬼月の下弦のみが集められている様だ。
つい最近ここに来たばかりだったのもあり、余り動揺はしない。
またあの音がして、瞑っていた目を開けたら目の前に女の鬼が2人いた。
1人は知っている。
鬼にされた時にあの方と共に居たから。
他の鬼の断末魔で今自分が置かれている状況を理解した。
下弦の肆がこの城の中を逃げ回っているようだが、すぐに此方へ来るだろう。
グチャ
ほら、来た。
隣の下弦の参があの方に血を頂けるように叫んでいる。
耳が痛い。
遂に俺の番になった。
「なにか言い残す事はないか?」
「・・・」
「私が話している時に考え事か」
ふと、不快な音がして上を見上げた。
そこには鬼舞辻様の腕が迫っていたが俺は条件反射で避けてしまった。
どうせ殺されるだろうと腹を括っていたが、何故か見逃された。
ほんとに何故
そして隣の鬼はちょっと感覚が麻痺しているようだ。
下弦の壱を凝視していた俺は上から迫る物体に気づけ無かった。
ドスッ
下弦の壱と共に頸にナニカを刺された。
俺たちは鬼舞辻様に気に入られたようだ。
下弦の壱は俺の隣をのたうち回り、俺は倒れてしまった。
そしてまた琵琶の音がなり、下弦の壱とは違う所に移動している時にあの方の記憶が流れ込んできた。
花札の様な耳飾りをつけた鬼狩りと柱。
そいつらを殺せばまた血を分けて頂ける、という事を支えに、落ち着いた俺はまた外に出された。
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抹茶もち(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» ありがとうございます!!ほわほわ (2020年1月18日 19時) (レス) id: a05b1d498e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶もち(プロフ) - 夢染さん» ありがとうございます!! (2020年1月18日 19時) (レス) id: a05b1d498e (このIDを非表示/違反報告)
夢染 - めっちゃ好みです! (2020年1月18日 13時) (レス) id: b716b56083 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - ほわぁ、好きです。応援してます!!ほわ、ほわ (2020年1月18日 11時) (レス) id: c7fdcaabfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:抹茶もち | 作成日時:2020年1月16日 4時