肆 ページ4
Youside
今日は俺の可愛い可愛い弟弟子、獪岳との合同任務だ。
久しぶりに会った昨日、それはもう立派に成長していてつい涙が出てしまう程だった。
他の隊士も居たのだが、この中では俺が1番上の立場だった為初めて隊長を任された。
内心心臓ドックドックで、逆に止まっちゃうんじゃないかとか思ったけれど、普通に考えてそんな事がある訳なかった。
前日の夜は獪岳といっぱい話して、次の日に備えて早めに寝た。
朝は聞き込み、夜から任務に行く途中に嫌な予感がした。
ばっと後ろを見たら、獪岳ともう1人の隊士以外は全員肉塊となっており、獪岳は怪我をしていた。
なんでなんでと考えても鬼の姿は見えなかったし、鬼の仕業かも分からない。
しかし、あれだけの隊士が一気にこんなになるのだとしたらきっと鬼の血鬼術だろう。
後ろから殺気がして、条件反射で避けたが左腕の手首から下が無くなっていた。
此奴はヤバいと思い獪岳と隊士に早く逃げろと小さな声で囁き、俺は鬼に向かっていった。
しかし呼吸も使えない俺にはどうする事も出来ずただ腕を斬られ足をもがれ腹を貫かれるだけで、傷を付けることを出来ない。
自分が嫌だった。
呼吸も使えない、運動神経が優れている訳でも無い。
きっと俺の運命は可愛い弟弟子を守り、そのまま人生の終わりを迎える。で統一されていたのだろう
ってか痛いんだけど!!
早く楽にさせてよ!!
無くなった四肢から痛みが湧き出してきた。
つらい
「これだけの傷でまだ生きているとは・・・。
お前をあの方に見せたら・・・」
え、何あの方って
え、え???
アホな事を考えていると顔になにか温かいモノがかけられた。
本能的にそれを飲んでは行けないと身体が拒絶する。
けど横着な鬼に口を開けられ、血を流し込まれた。
するとあら不思議、身体が熱くなってきたではないですか。
「あ ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
つい叫んでしまった。
けど熱いの!すんごく!!
そこで段々の眠くなってきて、嗚呼やっとか。と思いながら俺は意識を手放した。
で、起きたらこれですよ。はい
そこではなんと目の前に強そうな鬼がいるではないですか。
やばいて、マジで
その鬼に何故か額に指を刺され、
「私の事は誰にも言ってはならない。
私の名を口に出してはならない。」
ってずっと聞かされて洗脳されそうだった。
文字数(「・д・)「ピーヤ
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抹茶もち(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» ありがとうございます!!ほわほわ (2020年1月18日 19時) (レス) id: a05b1d498e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶もち(プロフ) - 夢染さん» ありがとうございます!! (2020年1月18日 19時) (レス) id: a05b1d498e (このIDを非表示/違反報告)
夢染 - めっちゃ好みです! (2020年1月18日 13時) (レス) id: b716b56083 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - ほわぁ、好きです。応援してます!!ほわ、ほわ (2020年1月18日 11時) (レス) id: c7fdcaabfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:抹茶もち | 作成日時:2020年1月16日 4時