あの子の血は絶品らしい・・・・ (ページ4)

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僕はその場で立ち尽くす。

すると

「お！新しい雑務係さんだぁ！！」

「今回のはちゃんと使えるといいな。」

「俺のトレーニング相手になれるか？」

「・・・・ﾁｯ」

今は舌打ちしたやつ誰だ！？

僕まだ何もしてないし！

てか雑務って何！？

トレーニングあいてとは！？

突っ込みたいところ山積みで絞り出した質問

僕「・・・誰？」

タイガー「あぁ、こいつらはみんな生徒会役員だ。おまえら、自己紹介してやれ。」

レン「はーい！僕はバルカイト・ナリア・レン。書記をしてるよ！よろしく！」

ガルト「俺は会計をしているタルバン・アリア・ガルトだ。」

ジョット「俺は副会長をしているダリム・ナザリ・ジョットだ！！趣味は筋トレと格闘だ！！」

カリヤ「俺はレンと同じく書記だ。バーカスト・ヒトム・カリヤ。」

僕「どうも・・・マーカイド・ディル・ナイトです・・・・。」

とりあえず自己紹介をした。

タイガー「自己紹介は終わったな？では早速・・・・」

「タイガー。」

タイガー「あ・・・・」

声がするほうを見ると

狐のANiMAを持った男の人がいた。

「君がナイト君だね？」

僕「は、はい・・・・。」

メリア「私はラフィネリア・ラクザス・メリア。学園長だよ。」

僕「あ・・・連絡を下さった方ですか・・・？」

メリア「そうだよ。すまないね、タイガーはいつもこうなんだ。」

タイガー「そりゃそうだ。転入生は必ずカーストの一番下に入る。それがここでのルールだ。」

メリア「はぁ・・・ナイト君、行こうか。」

僕「はい・・・。」

メリア学園長に連れられて

学園室へ

メリアはソファへ腰掛けると僕をその向かいに座らせ

メリア「コーヒかココアどちらがいい？」

僕「ココアで・・・。」

指を鳴らしテーブルにココアを出してくれた。

メリア「さて、それじゃあまずはどこの組に入れるかが問題なんだよ。」

僕「はい・・・。」

ラフィネリア学園には各クラスにリーダーというものが存在する。

何もかもを取り仕切る言わばヤ○ザで言う頭(ヘッド)だ。

そして、そのリーダーは毎月変わる

毎月1度決闘があり

強いものが弱いものを下に置き

自分の王国を築きあげるのだ。

だから、どこの組に入れるかで

僕の生活が変わってくる。

1クラス30人の一学年6クラスの合計210人

そして、全てのクラスが均等の強さになるようには一応配慮しておく。

僕の対戦能力を知らないメリアはどこに入れるか迷っているのだ。