溺愛彼氏 (青) (完結)

魔法 ページ11

章「ほなね、お世話になりました。」
『ありがとうございました。』

25時、三次会と言う名の飲み会が終了。

横「旅行、気を付けて行っといでや？」
丸「楽しんできてね♪」

『はい！』

みんなに見送られてタクシーに乗る。

章「あー、終わったー、、」
『お疲れさまでした(笑)』

朝からずーっと動いてたからぐったり疲労感。

楽しかったから心地いいけど。

章「なーんか、A久しぶりな気がする(笑)」
『ほんとだね、ずっと隣にいたのにね(笑)』

飛行機は明日の深夜出発。
ゆっくり出来ると思ったけど、

章「お祝儀の計算とかやらなアカンことようさんあんねん(苦笑)」
『あ、そっか、、』

この結婚式はお互いの両親は一切関わってなくて、結納とかお金も私達が、、いや、、章大くんがほとんどやってくれた。

『何か出来ることある？』
「お金数えるの手伝って？」
『うん！、、ごめんね？何も出来なくて、、』
「Aは気にせんでええの(笑)！」
『だって、、』
「Aはおるだけでええねん。」
『、、』

・

「これで十分です♪」
『ん、、しょーた、、く///』

帰ってすぐ、玄関で靴を履いたまま久しぶりにちゃんとキスをする。

だって誓いのキス以外は、ずっとみんなに囃し立てられてのキスだったから。

章「business kiss.」

って、章大くんが二次会の時、発音良くぼやいてた。

だから、章大くんが止まらなくて、、

『ま、、まって///(汗)』
「いや。我慢してたんやもん、、」
『んー、、(汗)』
「、、ベッド行く？」
『、、行く、、』
「おいで。」
『、、』

力が入らなくて、膝がガクガクしてきたから、
章大くんが私を抱えてベッドまで運んでくれた。

『汗臭くない？』
「ちょうどええよ？」
『何それ(笑)』
「はい、だまって、、』

しぃーっ、、って言いながら私にキスして、
そこからは彼の言われるがまま、、

「俺の嫁さんやって、、」
「やっと全部隅っこまで俺のもんになった、、」

『、、』

章大くんはそんな事言ってた気がする。
ずっとフワフワ浮いてたからうろ覚えだけど。

強靭な体力の彼に敵うはずもなく、朝から忙しかった疲れもあり、、

「ちょー、、A！Aちゃーん！」
『、、(-_-)zzz』

落ちてた。

・

『うー、、何時だ、、』

どれくらい寝たのかわからないけど、体がかなり重い。

昨日お風呂に入らなかったから髪の毛がバサバサしてて、、

『魔法が解けたみたいだ(笑)』

昨日の結婚式は夢だったのかな、って思ってしまった。

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