溺愛彼氏 (青) (完結)

何て日だ ページ1

『変わったと言われれば否定できないけど、、』

章大くんに色んな世界を見せてもらって、自分では成長したつもりなんだけどな。

友１「旦那の言いなりじゃん！うちらのことあっさり縁切ったりしてさ、、」
友２「そうだよ！ずっと親友だって約束したじゃん！」

章「、、ふはっ！"親友"って約束するもんなんや(笑)」

『、、』

知らんかったわー、って章大くんが隣でケラケラ笑ってる。

友１「すみませんけど、、私達とAの問題ですので！」

章「あー、ごめんごめん(笑)」

ほな俺席外すな？って、章大くんはあっさり離れて私の両親と話しに行った。

『私も親友って約束するものじゃないと思う。』
友２「ほら、男の言いなりじゃん、、」

"言いなり"ってゆう表現は違う気がする。

『違うことは違うってちゃんと言うよ？けど、、』

彼の方が私より何倍も苦労してるだろうし、たくさん悟ってきたことがあると思う。

『10個も年上だもん、彼の言葉には説得力がある。』
友１「、、そんなんじゃ飽きられるから(笑)！」
『そんなんじゃなくても飽きる時は飽きるよ(笑)』

友２「、、ほんとに友達終わっちゃうの？」
『、、』

散々言ってきたのに、最後は寂しそうにそんな事言ってくるとか、、

『気は遣いたくない。思いやりは大事だけど。』

こんなギスギスしたまま友達でなんていられないよ。

友２「そっか、、ごめんね？せっかくの結婚式なのに、、」
友１「何であやまんの？」
友２「何となく(苦笑)？」

『気にしないで？今日が人生の転機だと思うから(笑)』

別に"何て日だ！"なんて思わない。
だって、それ以上に今幸せなんだもん。

友１「二次会は欠席するから。」
友２「そうだね、、」

『うん、分かった！今日はありがとう(^_^)』

無理に出席してもらうのも申し訳ないから、笑顔で彼女達を見送った。

章「あれ？帰った？」
『うん、帰っちゃった(笑)』
章「、、悲しい？」
『ううん、何か、、』

幸せでごめんね！って、感じ。

章「、、ふはっ(笑)！Aさいっこー！」
『でしょ(笑)？』

章大くんが、めっちゃ好き！って私を抱きしめた。

『いつかまた戻れたらいいかな、って、、』

お互いが成長して、お互いを尊重出来るようになったら、また笑顔で話せると思うから、、

章「、、友達なんか要らんて。」
『ふはっ、ひどい！どうして(笑)？』
章「やって、俺との時間なくなるやん。」
『、、わがままー(笑)』

そんなわがままが嬉しいと思う私はまだまだ子供だな、、

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