競争率 ページ45
「ねぇ、安田部長カッコいいよねー！」
「うんうん、あのたまぁにフニャッて笑うとこにキュンキュンしちゃった♪」
隣で同じ新入社員の女の子が二人で盛り上がってる。
女「あ、安田部長だ♪」
女「うそ、、みんなカッコいい///」
『、、』
章大くんが、丸山さんや亮さんと食堂に入ってきて、私達新入社員以外の女子社員さん達もザワッとしてる。
スゴい、、人気あるんだ、、
ボーッと無意識に章大くんを目で追ってたら、
林「はいはい、しっかり食べて午後に備えてね！」
『あ、、すみません、、』
何故か私だけに、私の顔の前で林さんが両手をパチパチ叩いて注意してきた。
章「、、」
『、、(汗)』
その時章大くんと目が合って、何だかそんなところを見られたくなくて、私から目を逸らした。
林「安田部長含めあのグループは、うちの会社ではかなり競争率が高いから、、」
もしかしたら、、なんて思わないようにね(笑)！
って、私達に釘を刺してくる。
田村「でも男から見てもカッコいいからなぁ、、」
男「ほんとほんと(笑)」
男「デキル男って感じだよな、、」
なんて、男の子からも憧れの的になってる。
林「新入社員のみんなは、とにかく仕事を早く覚えてね！ただでさえ物覚えが悪い人もいるのに、、あ(笑)」
『、、』
林さんが、わざとらしく"言っちゃった！"みたいな言い方をして、
女「えー、その人って誰ですか(笑)？」
男「すでに見抜かれてるとかやべぇな(爆)」
林「ほらほら早く食べて！あと15分だから(笑)」
『、、』
涙が溢れそうになって、慌てて俯いたら、
「お疲れさーん！」
女「きゃっ///安田部長！」
章大くんが私達のテーブルに声をかけてきた。
私のすぐ目の前に手を付いてる。
林「お疲れ様です(^_^)」
章「林ちゃん、優しくしたってや？」
林「優しくしてますって(笑)」
章「みんなあとちょっと頑張りやー。」
「「はーい！」」
『、、』
大好きな章大くんの手が視界に入ってきて、もっと泣きそうになって、
『、、ちょっと、、トイレ行ってきます、、』
俯いたまま立ち上がって、急いでその場を離れた。
章「、、」
・
『、、すばるくんとこで働きたい、、』
トイレの個室で弱気な気持ちが溢れる。
けど、涙は我慢の甲斐あって辛うじて流れなかった。
『、、時間だ、、』
あと５分で休憩が終わるから、最後に大きく深呼吸してトイレを出たら、
林「Aさん、早くして？」
すでにみんながエレベーターホールに出てきてた。
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ひよりん(プロフ) - 凛さん» 日本の会社っちゅう組織はそうやんねー。上に立つと強欲になってクソみたいな人間になるんよねー。お互い大変だねー(;＞_＜;) (2018年11月29日 22時) (
レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ひよりん心配ありがとう。異動出来たけど、上司の都合のいい部下にされてる。駒だよ扱い月 (2018年11月29日 21時) (レス) id: de105c204a (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - かりん。さん» だー、、ごめんなさいっ(T0T)処理しましたっ！ごめんね！ごめんね！ありがとうね！ (2018年11月29日 21時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
かりん。(プロフ) - はじめまして！いつもキュンキュンしながら楽しみに読んでます！続きが気になってますが、移行先が分からないです(汗) (2018年11月29日 20時) (レス) id: 9714919c1c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ゆうこさん» ひよりんも！リアル章ちゃんにドキドキしてる(///∇///)早く舞台見たいわぁ、、 (2018年11月29日 20時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2018年10月8日 19時
