隠し事 ページ29
茉「ごめんね、、私が煽ったりしたから、、」
『茉優のせいじゃないよー(笑)』
私がドジなだけだよ、って、ずっと謝ってる茉優をなだめながら、
ドリンクバーに置いてある氷をお手拭きに包んでこめかみを冷やす。
茉「青あざになるかな、、」
『どうだろ、、(笑)』
髪の毛を下ろしたらギリギリ隠れるくらいだから何とかバレずに済むかも。
痛みが落ち着いて、茉優と別れて章大くんのマンションに帰る。
LINEは相変わらず既読にはなっていなくて、
きっと、急遽決まったライブの段取りが大変なんだろうな、、
お風呂に入って鏡を見たら、
『、、ちょっとマシになったかな、、』
ぶつけたところは赤くなってるけど、腫れは目立たなくなった。
さっさとベッドに入って、ぶつけた左側を下にして寝ることにする。
ちょうど章大くんと向き合って寝るいつもの体勢だから助かった。
・
『、、ん、、』
「、、ただいま(^_^)」
夜中、ふと目が覚めたら、章大くんが帰ってきてた。
もうお風呂にも入ったみたいで、真っ暗で見えないけど私と同じ石鹸の香りがしてる。
『お帰りなさい、、』
「茉優ちゃんとメシ行ったん？」
低い優しい声が私の体に響いて心地良い。
『うん、ステーキセット食べた(笑)』
「ええなぁ(笑)」
章大くんがベッドに入ってきて、体勢を変えないまま喋ってる私を抱き寄せる。
『今何時？』
「１時半。」
『明日は？』
「明日は午前中にライブハウス行って打合せして、、」
そのままリハーサルだって。
『そっか、、』
「ごめんなぁ？」
『ううん、頑張ってね！』
「、、ほな充電しとこっかな♪」
『、、あ、、』
「どしたん？」
章大くんが私を仰向けにして電気を付けようとしたから、
『暗いままがいい、、』
スイッチに伸ばした章大くんの手を掴んで止めた。
もうアザになってきてるかもしれないからバレたら大変だ。
「俺はAの顔見たい。」
『お願い、、します、、』
「、、ええよ？」
少し間があったあと、章大くんがそう言ってすぐ、、
『やぁ、、怖い、、(泣)』
「暗いままがええんやろ？」
『、、ｸﾞｽｯ(泣)』
私に触れる手が、唇が、乱暴になって、
「隠し事ナシ言うたやん、、」
『何にもないよ、、いたっ(汗)』
「ふーん、、何もないんやったらそれでええんちゃう？」
『、、(泣)』
「泣くぐらいやったら隠し事すんな。」
『、、バカ！』
「うっさい。」
口調は喧嘩腰なのに、章大くんは繋がることをやめなかった。
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ひひ(プロフ) - 6章頑張ってください！楽しみにしてます(*^^*) (2018年8月9日 8時) (
レス) id: de5c215d05 (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - ６章首を長くして待っています。頑張ってください。(^-^ゞ (2018年8月8日 22時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あづくら(プロフ) - ６章頑張ってください！応援してます (2018年8月8日 11時) (レス) id: 27508a0b54 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ぴろさん» よかったー(о´∀`о)6章がんばりますっ！！ (2018年8月7日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 倉安LOVEさん» あっという間に6章やわー(笑)１章完結のはずやったのにー(≧▽≦)ねー、平穏な日々を書けるよう努力します(^_^ゞ (2018年8月7日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2018年6月22日 19時
