未定 ページ12
「乾杯。」
『かんぱい。』
ベッドでたくさん甘やかされたあと、シャンパンとフルーツをジャグジーに持っていって乾杯した。
深夜２時。
『明日起きれるかなぁ、、』
「飛行機で寝れるやん(笑)」
出発は夜だから、夕方に空港へ向かう予定で、、
「明日どうする？」
それまでの時間はあえて未定にしてあった。
『コロッセオ行きたい！』
「あー、行けんかったもんなぁ(笑)」
そう、ローマに戻ってきた日、時間がなくて行けなかったところのひとつ。
「でも午前中で回れるやん？」
『あと美術館も行きたいし、何とか大聖堂も行きたいし、、』
「"何とか"て何よ、そこ教えてくれな(笑)」
『、、あつ、、もー出る！』
「うわ、スルーした(笑)！」
章大くんの言葉をスルーして、部屋着には着替えずにバスローブでベッドに入って、、
『おやすみなさい。』
「おやすみ、、」
昨日と同じように、彼に抱きしめられながら眠った。
・
「忘れもんない？」
『おっけーです！』
「おっしゃ、帰るでー。」
結局、時間ギリギリまで歩き倒して、お土産を買いまくって、行けなかったところをほぼ制覇した。
ホテルに荷物を預かってもらってたから、それを受け取って、
「もーしんどいからタクシーで行く！」
って章大くんが愚図ったから、タクシーで空港へ向かった。
チェックインして荷物を預けて、カフェで一息いれてから空港内のお店をブラブラ。
『、、あ、、』
「、、あ。」
ブランドのお店が並ぶ通りを歩いてたら、菜穂さんとサチさんがいた。
向こうもこっちに気付いてお互い立ち止まる。
そう言えば、飛行機同じだって言ってたな、、
成田経由の関空だって、、
章「よー会うなぁ(笑)」
菜「運命やと思ったんやけどなぁ(笑)」
章「俺との縁を絶ち切るための再会やったんちゃう？」
菜「、、」
ｻﾁ「ウマイこと言うなぁ(笑)」
章「俺とのことを決着付けへん限り、菜穂は前に進めんかったんやろ？」
章大くんは、今度は私の手を離さず、
章「俺の運命の人はAやねん。」
『章大くん、、』
まっすぐ菜穂さんに向かってそう言った。
菜「、、はいはい、ごちそうさまでした(苦笑)」
章「お粗末様でした♪」
ｻﾁ「ふはっ(笑)」
章大くんが私の手を引いて彼女達から離れていく。
『、、ほんとにいいの？』
しつこいのは承知で彼に聞いたら、
「菜穂のこと抱きしめた方がいい？」
『イヤ。』
「どないやねん(爆)」
怖い子やわー、って私が抱きしめられた。
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ひひ(プロフ) - 6章頑張ってください！楽しみにしてます(*^^*) (2018年8月9日 8時) (
レス) id: de5c215d05 (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - ６章首を長くして待っています。頑張ってください。(^-^ゞ (2018年8月8日 22時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あづくら(プロフ) - ６章頑張ってください！応援してます (2018年8月8日 11時) (レス) id: 27508a0b54 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ぴろさん» よかったー(о´∀`о)6章がんばりますっ！！ (2018年8月7日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 倉安LOVEさん» あっという間に6章やわー(笑)１章完結のはずやったのにー(≧▽≦)ねー、平穏な日々を書けるよう努力します(^_^ゞ (2018年8月7日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2018年6月22日 19時
