神の手 ページ49
「やーっと二人なれたー!」
『わーい!』
みんなを送り出して玄関で抱き合う。
葉月はちょくちょく様子を見に行くけど、
息してるのかな、ってちょっと心配になるくらいぐっすり寝てる。
「お風呂一緒に入る?」
『ダメダメ!何かあったら怖いもん。』
何にもないだろうけど、万が一のことがあったら怖い。
「じゃあ、今度3人で入ろっか?」
『うん、それなら入りたい♪』
今日はシャワーだけにして、二人でさっさとベッドに入った。
うとうとしかけてたら、
「A?」
『んー?』
私を抱きしめて寝てる章ちゃんが呼ぶ。
「キスしてもいい?」
『、、ふふっいいよ(笑)』
そしたらクルンて私を下にして、章ちゃんが私に覆い被さった。
「、、」
『、、』
章ちゃんの真っ直ぐな目に吸い込まれて、私から章ちゃんの頭を引き寄せてキスした。
ほんのり香るアルコールの匂いだけで私も酔いそうになる。
『ん、、しょー、、ちゃん、、』
どんどん深くなっていくキスに付いていけなくて、
『待って、、』
「、、」
章ちゃんはお構い無しに求めてきて、、
「、、みんなとおったらAが遠く感じるねん(苦笑)」
今日めっちゃ寂しかった、って子犬みたいな目をする。
『、、ばか、、』
そんなこと言われたら拒否できない。
深夜2時半、
"ふぎゃっ"
葉月が少し愚図りだした。
慌てて葉月に手を伸ばしたら、
「アカン、Aは俺やろ?」
そう言って、章ちゃんが私の手を掴んで自分の首にまわした。
「俺だけ見といて?」
章ちゃんは、私とキスしながら、器用に葉月のお腹を優しくトントンしてる。
少ししたら、、
『、、ふふっ(笑)』
「神の手(笑)」
葉月がまた寝息をたて始めた。
章ちゃんが、パッと広げて神の手を見せてくるから、私の手を絡ませてぎゅっと握った。
「Aも寝かしたるー。」
『やったー♪』
納得したのか、また私を抱きしめて寝る体勢に戻る。
私の背中もトントンしてくれてて、
『心春ちゃん今日スゴかったんでしょ?』
章ちゃんの声が聞きたくて、目を閉じながら話し掛ける。
「おん、強かった(笑)」
カッコよかった、って誉めるから、
『いいなぁ、、私も、、』
「Aはそのままでええ。」
章ちゃんが私の言葉を遮った。
「Aは俺が守るからそのままでええねん。」
『またそうやって甘やかすー(苦笑)』
「俺の生き甲斐やもん♪」
はいおやすみ、ってやっぱり優しくトントンして私を寝かしつけてくれた。
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かな(プロフ) - はーい(*´ `*) ばんばん絡みに行きますね! (2018年1月9日 18時) (レス) id: 5548af075c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - かなさん» 明けましておめでとうございます!こちらこそよろしくお願いしまーす(о´∀`о)ノ (2018年1月2日 1時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 追い恋に終わりがあるって想像したらめっちゃ悲しくなります、、 何十年経っても読み続けたいぐらいです!笑 そしてそしてあけましておめでとうございます(*´`) 今年も沢山お喋りさせて欲しいです!よろしくお願いしますm(*_ _)m (2018年1月2日 0時) (レス) id: 5548af075c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - かなさん» おー、それね!終わりが見えないわ(笑) (2017年12月30日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - もうめっちゃお似合いです!! 二人の子供も見てみたいですもん笑 (2017年12月30日 13時) (レス) id: 5548af075c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよりん | 作成日時:2017年11月13日 20時