(青side)マンション ページ23
「スゴいね、、」
俺も着替えるために、A連れて帰ったら、50階建てのマンション見上げてビックリしてる。
『口開いてる(笑)』
「だってスゴいもん！」
やいやい言うAの手を引っ張ってエレベーターに乗り込んだ。
「何階？」
『38階。』
「ホテルより高いんだ、、あ、耳(笑)！」
キーンてする！って楽しそう。
『着いたで。』
「スゴ、、じゅうたん！」
『もー、うるさいって(笑)』
いちいち反応するAをさっさと部屋に入れて、
『コーヒーでいい？』
「うん、あ、入れます！」
『ここにカップあるから、、』
「章大さんも飲む？」
『おん、いれといて？』
「はーい。」
色々教えて、あとはAに任せて着替えにいった。
着替え終わってリビングに戻ったら、Aが窓のそばに立って景色を眺めてる。
『外好きやなぁ(笑)』
テーブルに置いてあったコーヒーを取って、Aの隣に立った。
「だって、こんなとこなかなか来れないもん(笑)」
『これからはしょっちゅう来れるやん。』
「ホントに？」
『おん、はい、これ合鍵な？』
Aの手のひらに鍵を乗せたら、
『、、来るタイミングが分からない(笑)』
「ふはっ！お休みの前の日おいで？」
俺おらんくても適当に使ってええよ、って言うといた。
自分でもビックリしてる。
君がいなくなってあのマンションを引き払って、ここに引っ越してきてから女入れたことないのに、あっさり鍵渡してるし。
「じゃあ、章大さんが帰ってくる時間に合わせて来ますね？」
『おん、ご飯作って待っといて？』
「分かった。」
『そろそろ行こか。』
「はい。」
Aが俺からカップを受け取って洗ってくれてる間に、車のキーを取って用意する。
『はい、どうぞ。』
「ありがと、、」
助手席にAを乗せて、
『住所分かる？』
「えっと、、」
携帯で住所調べて出発。
「緊張してきた。」
『ま、それは仕方ないな(笑)』
後部座席に、店で作ったお墓に供える花と線香が置いてある。
花の香りが立ち込める車内は静かで心地よく感じた。
『あ、、ここや、、』
たくさんの墓石が並ぶ奥に見える立派なお寺。
『探せる？』
「うん、場所は聞いてきた(笑)」
住所やお墓の場所を書いた紙を握りしめて外眺めてるA。
砂利の駐車場に停めて、
「ここで待ってて？」
『分かった。』
墓地に向かうAを見送ってボーッとしてたら、
『、、』
中年の夫婦が手ぶらで来て、墓地に向かっていった。
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まるなす - ひよりんさんの小説好きです。これからも楽しみに待ってますね。 (2019年9月21日 20時) (
レス) id: e561b9b5e6 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ベリー��Toppoさん» 応援ありがとうございます！頑張りますっ(￣▽￣)ゞ (2018年1月8日 23時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ベリー��Toppo - こちらこそありがとうです!!実はこれにのめり込んだきっかけが追い恋で… 追い恋を読み始めて直ぐひよりんさんのファンになりました(笑)勝手なんですがこれからも応援しています！ (2018年1月6日 0時) (レス) id: 8865345ab4 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ベリー��Toppoさん» 全部読んでくれたんですか！？ありがとうございます(σ≧▽≦)σ頑張ります！！ (2018年1月5日 21時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ベリー��Toppo - 一気に読んだんですが…めっちゃ泣きました！！今でも泣いてます(笑)あと、ひよりんさんの小説、全部読ませて戴いたんですが、全部いい話で、、全部泣きました。。。(苦笑)頑張ってください！ (2018年1月4日 23時) (レス) id: 8865345ab4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年9月26日 23時
