fruit of our love (青) ～追い恋 2nd～ (6) (ページ46)

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家宅侵入ページ46

父「いやぁ、気持ち良かったー！」

母「なんかスッキリした♪」

『もー、、それどころじゃないってー(汗)』

お父さん達が超盛り上がってる。

章「A？大丈夫やって。」

『、、』

章「すぐもとに戻るって。」

全部俺が悪いことになるから大丈夫、って言うけど、、

父「大丈夫、僕も母さんもちゃんと分かってるから(笑)」

『、、』

何をもって大丈夫なのか分からない。
まだ子供の私には分からない。

・

父「章大くん、ありがとう。」
母「また遊びに来てね！」

章「はい、お疲れさまでした。」

二人を実家に送り届けてうちへ帰る。

「A？」

『んー？』

「怒ってる？」

『困ってる。』

「ふはっ(笑)！」

『笑い事じゃないでしょー(汗)』

「やってー、めっちゃAディスられんやもん。」

あれはマジ許せんかった、ってネクタイ緩めながら言うから、

『もー、、カッコいい、、』

「、、何が？え？どれが？」

おーいAー！って呼ばれたけど、何だか悔しくて無視してやった。

気持ち的にヘトヘトで、うちに帰ったらお昼寝しようと思ってたのに、、

章「家宅侵入罪で警察呼ぶぞ？」

『ふはっ(笑)』

大「ヤス、A、おかえり♪」

玄関には9人分の靴があって、大倉さんがエプロン着けて出迎えてくれた。

『心春ちゃんいる！？』

大「おるおる、会いたがってたで(笑)」

章「もー、、勝手に入んなってー(苦笑)」

そう言いながらも、章ちゃんは私が靴を脱ぐのを転けないように支えてくれた。

『ただいまー！』

心「Aちゃん、お帰り！」

『心春ちゃんお帰り！』

心「ただいま！」

二人でハグしてたら、

横「"お帰り"と"ただいま"が渋滞してる(笑)」

って、横山さんがウマイこと言ってた。

渋「俺に挨拶は？」

『すばるくん、焼けたね(笑)』

渋「お帰りは？キスは？」

すばるくんが、肩を組んで絡んでくるから、

章「心春ちゃんに謝れ。」

章ちゃんが私とすばるくんの間に入って阻止してきた。

心「Aちゃんだったらいいよ(笑)」

章「心春、余計なこと言うな。」

心「やばっ(爆)」

お前あとでしばく、って心春ちゃんの扱いがエリちゃんレベルになってしまった。

村「ヤス、えらい機嫌悪いやん、どしたん(笑)？」

章「別に、、着替えてくる。」

章ちゃんがベッドルームに入ったのを見届けたあと、

ｴﾘ「で？何があったの？」
亮「従姉妹か(笑)？」
華「従姉妹でしょ？」
丸「従姉妹て何？」

みんなが一斉に私を囲んだ。