fruit of our love (青) 〜追い恋 2nd〜 (5)

お誘い ページ33

華「はい？」

女「私達と一緒にバーベキューしませんか？」

大勢の方が楽しいから、って言ってきて、

ｴﾘ「うち十分大勢だからなぁ(笑)」

女「うちは6人だから寂しくて(笑)」

章ちゃん達は完全無視を決め込んでて、
対応は私達が任されたみたい。

華「そちらの殿方のご機嫌が斜めみたいですよ？」

華ちゃんが男の人達を指差したら、

女「全部人任せで嫌なのよね、、」

心「彼氏じゃないの？」

女「まさか！友達だよ。」

心「どうでもいいけど、お誘いはお断りします。」

心春ちゃんがきっぱりと言ってくれた。

女「あの人達に聞いてみて？」

華「こっちに来ない時点で嫌がってるってことだから。」

ｴﾘ「ごめんなさーい。」

女「何様よ、、」

心「そっちじゃん(笑)メスの臭いさせまくって、、」

マジ勘弁、って悪心春が出てきた。

女「はぁ？マジウザいんだけど！」

心「そっちはそっちでよろしくやればいいじゃん(笑)」

ウケるー！って心春ちゃんが更に彼女達を煽ってて、

『あの、もうその辺で(汗)』

雲行きが怪しくなってきたから、止めに入ったら、

女「アンタは黙っててくれる？」

『いや、でも、、』

揉めたらダメだ、って思って前に出たら、

女「だからウザいって！」

私に向かって来たから、グッと踏ん張ったけど、

ｴﾘ「心春！」

『心春ちゃん(汗)！』

心「いったぁ、、」

私の前に立ちはだかった心春ちゃんが、彼女に押されて転んだ。

女「、、(汗)」

柚母「大丈夫！？」

柚ちゃんママが駆け寄ってきて、私と一緒に心春ちゃんを立たせてたら、

渋「向こう行け。一緒にやる気もないし、お前らに興味ない。」

すばるくんが心春ちゃんを抱き寄せて、女の人達に言い切った。

女「、、ふん、もういいわ。」

柚母「ごめんなさいは？」

柚ちゃんママが、心春ちゃんを押した女の人に言ったら、

女「はぁ(笑)？」

ってバカにしたように笑ってて、

柚母「子供が見てるの。常日頃ね、、」

"ありがとう""ごめんなさい"は言いましょう、って言ってるのに、立派な大人がこれじゃあね、、

って、彼女達に諭すように言う。

女「うるさ、、」

ふんっ！ってして隣に戻っていくのを見送ってたら、

村「焼くぞー。」

ヒナちゃんの掛け声で、またみんな動き出した。

『心春ちゃん、ごめんね、、大丈夫？』

心「全然平気！」

渋「いや、お前らに任せた俺らが悪かってん、ごめんな？」

次なんかあったら俺らが対応するから、ってすばるくんが言ってくれた。

今度は→←金持ちの息子

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す