姫 ページ25
錦「カウントダウン間に合うかなぁ、、」
ランチを食べながら、また大晦日の話に戻る。
『間に合わなかったらどうするんですか？』
「一応は入れるで？」
『遊べる？』
「おん。、、ついてるし(笑)」
私の唇の端っこに付いたソースを指で拭ってくれて、それを舐める。
いつも普通に、
当たり前のようにするけど、
いっつもドキドキする。
『あー、慣れない(苦笑)』
「何がよ？」
『何でもない。』
「何よ？」
『もーいいの(笑)！』
時間がきたから伝票を持って席を立ったら、
「ええよ、出すで？」
って錦戸さんにその伝票をスッと取られた。
『ダメダメ！いつでもどこでも出してもらってるから！』
お給料もボーナスも入ったから、こういう時くらい出したい！って言ったら、
「、、じゃあお願いします(笑)」
って、払わせてくれた。
「お前、可愛いなぁ、、」
頭をヨシヨシ、ってされたけど、、
『子供扱いしないでよ、、』
店長と錦戸さんの方がお似合いなの気にしてるんだから、、
「何で怒ってんの？」
『怒ってないです！自己嫌悪なんです！』
「何やねん、めんどくさいわー(笑)」
ってまた私を抱き寄せるから、
『もっと、こう、、大人の女性として接してほしいんです！』
「そんなん言うてる時点で子供やん(笑)」
『、、たしかに、、』
「アホや。あんな、、」
どんだけ大人でも、おばはんでも、惚れた女は甘やかしたいねんで？って力説してる。
『店長と錦戸さんみたいに対等に話したいもん、、』
「じゃあ、そんな可愛いこと言うたらアカンわ(笑)」
ほんまアホやわ、って顔を覗き込んできたから、ちょっと恥ずかしくなって俯いたら、
「真鍋やったらそこで、、」
あなたに言われたくないんだけど？って言うと思うで？って言われて、
『錦戸さんはアホじゃないもん、、』
「Aは俺にとったら姫。子供ちゃう。」
仕事中なのに、私が拗ねたから手を繋いでくれる。
「よし、値札付けとっとと終わらそうぜ！」
『、、はい(笑)』
年末まではこんな感じで過ごして、
31日、
錦戸さんは本社と受け持ち店舗へのご挨拶に回ってて、
私は、お客様もすっかり引いた17時くらいから、店頭の商品もセールの値段を付けていって、18時前には全部作業も終わった。
『今年はお世話になりました！』
来年もよろしくお願いします！って終礼でみんなで挨拶し合ってたら、
「お疲れ様でーす。」
旅行の荷物を持った錦戸さんが、
最後にうちのお店に挨拶に来た。
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ひよりん(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます！はい、何とか頑張ってみます(￣▽￣;) (2019年3月31日 11時) (
レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
レモン - すごくキュンキュンしました！すごく良かったですまたこう言うの作ってください！ (2019年3月31日 1時) (レス) id: a5f044e3a9 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - すごくキュンキュンしました！すごく良かったですまたこう言うの作ってください！ (2019年3月31日 1時) (レス) id: a5f044e3a9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ききさん» わー！ありがとうございます(≧▽≦)ひよりんが荒んでるだけに、主人公ちゃんは最強に素敵な女の子にしております♪他の作品もよろしくお願いいたします！ (2018年7月17日 20時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - 初めまして！！友達に勧められて読みに来たんですが最高すぎます！主人公ちゃんも可愛いし錦戸さんの甘やかし方がツボすぎます！！他の作品もこれからがんがん読みます(^^) (2018年7月17日 20時) (レス) id: eb101c6279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年3月16日 16時
