ご機嫌やったのに ページ48
ｴﾘ「あの、、」
『あーっ！エリちゃん！行こ？』
その人に話し掛けそうなエリちゃんを必死で止めて、会社を出た。
ｴﾘ「何アイツ？章ちゃんの夜の予定とか気にしてないわけ？」
『でも今週契約するって言ってたから、行かなきゃダメになりそう(苦笑)』
明日でもいっかなー、って言ったら、
ｴﾘ「もし章ちゃんが向こうに行ったらうち来る？」
『いいよ(汗)！今日はバレンタインデーなんだから、二人でラブラブして(笑)！』
ｴﾘ「でも、、」
『平気だって！』
って気を遣ってくれるエリちゃんのお誘いを何とか断って、うちに帰った。
『はぁ、、気張るとこうなるんだよなぁ(苦笑)』
仕方なく部屋着に着替えて、洗濯とかし始める。
着ていく服もクローゼットになおしたら、
何もする気がなくなってソファーにごろんって寝転がった。
『あーぁ、、虚しすぎる、、』
洗濯が終わって、ダラダラ干してたら、
「ただいまー。Aー用意できたー？」
『は？何で？』
何故か章ちゃんが帰って来た。
「、、何してんの(笑)？」
リビングまで入ってきた章ちゃんが、部屋着のままの私を見てキョトンてしてて、、
『今週契約する人とご飯は？』
「、、行くわけないやん(笑)」
『だって、、契約だめになっちゃ、、ｸﾞｽｯ(泣)』
「A？とりあえず着替えよか？」
私の手を引いて、クローゼットに連れていって、
「どれ着るんやったん？」
『、、これ、、(泣)』
指差したワンピースを章ちゃんが取って、
着替えさせてくれる。
『怒ってなかった？』
「あー、、イラッとしてた(笑)」
『いいの？』
「ショボい会社やもん。別にポシャッても痛くも痒くもないわ(笑)」
はい、出来た♪って私を抱きしめて、
「あんなにご機嫌やったのに、、(笑)」
『だって、、』
「俺もめっちゃ楽しみにしててんけど？」
『、、ホントに？』
「ホンマに！」
お化粧直し？って優しく背中を押して、鏡台に座らせてくれた。
ぱぱっとお化粧を直して、プレゼントと鞄を持って玄関に行ったら、章ちゃんが私のコートを広げて待ってくれてる。
『ありがと、、』
サッとスマートに着せてくれて、
「では、行きましょうか(^_^)？」
って目の前に腕を差し出してきたから、その腕に自分の腕を絡ませた。
「体調は？」
『大丈夫！』
「無理しなや？」
『うん！』
レストランの予約時間まで、ギリギリ間に合いそうだ。
「Aがご機嫌なった♪」
って章ちゃんが嬉しそうに笑ってくれた。
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ひよりん(プロフ) - s01310516さん» はじめまして！コメントありがとうございます(≧▽≦)そう言ってもらえるのが何よりも励みになっております！自粛生活でなかなか最近は更新できませんが、頑張るのでよろしくお願いします(о´∀`о) (2020年5月12日 12時) (
レス) id: 69917c725c (このIDを非表示/違反報告)
s01310516(プロフ) - こんばんは。初めてコメントかきます。いつもいつも楽しく読ませてもらっています。メンバーそれぞれの良い個性が出ていてひよりんさんの小説はどれも大好きです。私は章ちゃんのファンなので章ちゃんの良さがたくさん出てる小説をいつも楽しみにしています。 (2020年5月11日 22時) (レス) id: 0997574534 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - さっちゃんさん» いやいや、バレンタインですからね♪久々出た章ちゃんのキュンキュン(///∇///) (2017年2月14日 7時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 鈴華さん» ひよりんもー。どこおるー？ (2017年2月14日 7時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - えりちゃさん» 狙ってなかったけど、まさかのリアルバレンタイン被り(笑) (2017年2月14日 7時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年1月13日 6時
