追いつけない恋 (青) ⑲ (ページ29)

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チームワークページ29

渋「どうもー、関ジャニ∞です。」

「「イエーイ！」」

渋「頑張りまーす。」

「「イエーイ！」」

すばるくんがひと言いう度に盛り上がるお客さん。

心「すごいねぇ、、」

華「ね、カッコいい(笑)」

らいおんのリフを章ちゃんが弾き出した瞬間、客席がうねりだす。

2階から見てた私達も、みんなの演奏に釘付けになる。

MCの時、

村「亮、CDの宣伝しろ。」

亮「は？俺？なんでよ、、」

って言いながら、アンプの上に置いてたCDを取って、宣伝を始めた(笑)

亮「なんと、５曲入りです！」

横「え？５曲も！？、、でも、お高いんでしょう？」

ｴﾘ「通販になってる(笑)」

亮「それが、なんと1500円！」

丸「やすーい！！」

『チームワーク抜群だね(笑)』

会場が笑いに包まれてる。
そんな雰囲気を２階から見てたら、

亮「Aがな、売れって言うからな、みんな買ってな！」

って急に私の名前を出して、

『最悪、、』

華「(笑)」

村「Aがな、今回のライブの段取りもやってくれててな、、」

丸「あの子はホンマ可愛いねんなぁ、、」

渋「ヤス、夜はどうなん？」

章「いやぁ、スゴいよ(笑)？」

大「下ネタ(爆)」

横「すみません、女の子もいるのにねぇ。」

亮「あれ、あそこの女子達俺らのんやから、ちょっかいかけんといてな？」

「「ウエーイ！」」

ゆるーいMCが終わって、また演奏が始まったら、また盛り上がって、ラストの勝手にしやがれは、みんなで大合唱。

みんなTシャツがビショビショになってて、すばるくんは上半身裸になってた。

アンコールをしてるうちに、外に長机を出して、CD販売の準備をする。

女子チーム４人で並んで、出てくるお客さんを待機。

扉が開いて、押し寄せるようにお客さんが来て、長机の前はえらいことになってる。

こんなになるとは思ってなかったから、
慌てて前に出て列を整えようとしたら、

ドンッ！て誰かに押されて、

『いた、、(汗)』

尻もちついた。
まわりは人の足だらけで、立ち上がれなくて、、

『ちょ、、(汗)』

とうしよ、、って焦ってたら、

心「並べやっ！！売らんぞっ！！」

心春ちゃんがキレた。

華「A！」

華ちゃんが手を出してくれたからそれを掴んで立ち上がった。

『ありがと、、』

華「それより、、あんたわざとだよね？」

ひとりの女の子に向かって華ちゃんが話しかけた。

女「は？何であたし？」

その子が少し動揺を見せる。

確かに、しっかり誰かに押された感覚があった。