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第二十二話 ページ25

【朝やでー起きろー】

何ともフリーダムな朝礼を聞いた後、からからと部屋のドアが開いた。


rbr「よ、あんさん」

『ロボロさん』

ふとドアのほうを見ると、手を挙げて挨拶をしてくれるロボロさんと、

いつぞやの緑パーカーさん…ゾムさんって言ったっけ?

が後ろにいた。


rbr「どうや、体調は」


『のどの違和感はないですね。多分神さんが薬を出してくれたんだと思います。』

rbr「せやか、ほんならよかったわ。」

zm「異世界人元気になったんか?」

後ろで話を聞いていたゾムさんが問う。

rbr「まだ本調子じゃないけどな。喋れるようにはなったみたいやわ。
  あんさん、こっちはゾム。俺らの仲間で、一応あんさんの上司やで」

zm「部隊違うから微妙なところでもあるけどなw」

カカカ、と独特の笑い方をするゾムさん。

『そうですか、よろしくお願いします。』

挨拶をして、じゃ俺行ってくるわとロボロさんに告げてゾムさんは何処かへ行ってしまった。

窓から出て行って姿が見えないってことは

上に上がっていったのか…………すげぇな軍人。


rbr「あんさん、情報部隊に所属するの俺が提案したんやで」

『そうなんですか。まぁ自分もあんまり知らない人よりかは安心ですね。
 役に立つとは思えませんが…………』

rbr「まぁまぁ、本職ではないんやから考えることじゃあないと思うで」

出来たら怖い、と笑いながら気軽に接してくれたロボロさん。

それじゃあ俺も様子見に来ただけやから、と部屋を出ていくと

入れ違いにあの金髪のイケメンがやってきた。



『あ、あの時の…、ありがとうございました』

?「ん」

目を合わせて一言だけそういうと、近くの椅子に座って読書をし始めた。

どうやらこの世界にも本はあるらしい。

本があるってことは字があるってことだから、それなりに発展してんのか。

なんでこの人武装しながら医務室で読書なんかしてんだろう…


すると部屋に敬礼をしながら入ってくる兵士が。


兵「コネシマ隊長!各班訓練開始しました!」

kn「あぁ、わかったわ。」

兵「失礼します!」

kn「ん」


元々口数が少ない人なのかな…?

隊長ってことはこの人も一応俺の上司…体つきから見るにかなり筋肉がついているし、

手も大きいからロボロさんとは違う、前線系の部隊なのかな。


ていうかそもそも何がどうなってるのかわからないからどうとも言えないんだけど。

コネシマ、コネシマ隊長っていう名前だけは覚えておこう。

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Masatoサブ@3(プロフ) - シンジンさん» ありがとうございます!亀更新&また垢消えた泣ですが頑張ります! (2023年1月6日 9時) (レス) id: e70ef9156d (このIDを非表示/違反報告)
シンジン - めっちゃ面白いです!!!!応援してます (2023年1月4日 20時) (レス) @page47 id: 46a033504b (このIDを非表示/違反報告)
優斗 - こあさん» ありがとうございます…うぉおぉぉおおやさっささっさっすぃいいぃぃい(深夜テンション (2022年12月18日 0時) (レス) id: e70ef9156d (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - ストーリー性が面白いから見てますね! (ハート押しときます!) (2022年12月18日 0時) (レス) @page46 id: b820e4a724 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - 君でしたねこれは失礼(( (2022年12月4日 17時) (レス) id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優斗_1128 | 作成日時:2022年9月24日 8時

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