第二十一話 ページ24
それは心強いな…
こっちのもんにしてしまえば復讐が怖いから手出しをする国もいくらかは少なくなるって
ことなのか。
sp「で、君には情報部隊に一応入ってもらうよ。
軍にいる以上、どこかの部隊に所属しないと管理しにくいからね。」
情報部隊？
あぁ、式とったりするとこなんかな？
頭はそれなりに使えるから、この国のことを知れたら何か役に立てるかもしれないな。
sp「それらが終わって、君が一人前になったら
軍を抜けてあとは自由にしてもらっていい。一応生活費免除として
お金は渡すから、それで自由に職業選んですごしてや」
なるほど。免除までしてくれるのか…
心強いな。ん〜ここに残るってもあるけど…少年のこともあるし
なんか動く屋台みたいな…リアカーみたいに全国で魚とかまた捌く役したいんだよな…
この人たちの口ぶりからすると、多分もう二度とあっちには戻れないってことだろ〜…
俺の店が潰されちゃうのは悔しいけど、
できないものを嘆いていても仕方ないからな…
そういえば、この世界にスキルとかってあるんだろうか。
転生者は必ず難かしらのスキルをもってるのが定番だけど…
リアルな話そこはどうなんだ？
『あの』
sp「ん？」
『一つだけ、最初に聞いてもいいですか』
sp「いいよ〜」
『この世界、ッに、けほ…スキルとかって』
sp「あ〜…スキルや魔法は昔に絶えたね。今使えるのは生き残りの魔女とか、
それなりの伝説を持つ神獣とかじゃないのかな。どっちもおとぎ話的な存在だけど」
なるほど…もう昔に絶えて
ほとんど残ってないんだ。まぁ戦争でも魔法一回も見なかったもんな。
俺にはスキルがある可能性は低い、と
sp「でも異世界人君が召喚されること自体が例外だから、何が起こるかわからへんで？」
『エ』
sp「ふははｗｗ冗談やんｗまぁ実際どうなるか分かれへんから、そこらへんも
調べてこかｗ」
ほな安静にしててな、と言われそのままデスクに向かった神さん。
俺も視線を天井に戻す。
ありきたりの白い病室だ。
特に何も思うこともなく、目を閉じれば眠ってしまったようであたりはすっかり明るく
朝日が差し込んでいた。
ぐ、と体を起き上がらせてみると貧血で力が入らない。
まぁ二週間も飯食ってないんだもんな、そりゃ当然だｗと一人でクスクスしていると、
医務室の換気用に空いていた窓から放送が聞こえてきた。
聞きなれたロボロさんの声だ。
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Masatoサブ＠3(プロフ) - ｼﾝｼﾞﾝさん» ありがとうございます！亀更新＆また垢消えた泣ですが頑張ります！ (2023年1月6日 9時) (
レス) id: e70ef9156d (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾝｼﾞﾝ - めっちゃ面白いです!!!!応援してます (2023年1月4日 20時) (レス) @page47 id: 46a033504b (このIDを非表示/違反報告)
優斗 - こあさん» ありがとうございます…うぉおぉぉおおやさっささっさっすぃいいぃぃい（深夜テンション (2022年12月18日 0時) (レス) id: e70ef9156d (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - ストーリー性が面白いから見てますね！ (ハート押しときます！) (2022年12月18日 0時) (レス) @page46 id: b820e4a724 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - 君でしたねこれは失礼(( (2022年12月4日 17時) (レス) id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優斗_1128 | 作成日時：2022年9月24日 8時
