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-諏訪唯月side-
あの後Aが真っ赤な顔で帰ってきて今日やりにげxが分からないと誰か死ぬって言われた途端その顔は難しい顔になった.
Aは何かを知っているのかもしれないって思っていると隣の男子トイレから話し声が聞こえた.
柊「 男子トイレだぞぉ 」
香帆「 どこまで知ってんの. 誰が投稿したかなんて調べようと思えばできるはず. ホントは知ってるんでしょ? 」
バッカだなぁ….
ここの壁が薄いって3年間通ってるのに知らないわけ?
香帆「 皆の前で懺悔させようとしても無駄だから! あんな投稿バレたら人生終わったも同然…今まで築き上げてきたものが全て崩れ去る…! 」
柊「 随分やりにげxに肩入れするんだな. もしかして正体はAか? 」
香帆「 違うッ! 元カノだろうがなんだろうが大事にしてるAがそんな事するわけないでしょ!? 」
柊「 名乗り出なきゃ誰か死ぬぞ 」
香帆「 別に,良いよ? 私とAじゃなければ! 」
またぶっきーがドライバーを使う音が聞こえた"
話は終わったみたい,か.
さくら「 あの,コレなんだけど, 」
香帆「 今の聞いてたの 」
もしかしなくてもコレってAと香帆を引き離すチャンスなんじゃないのか.
「 聞いてたよ. ここのトイレ隣の声めちゃくちゃ聞こえるんだよ 」
香帆「 ッ,言っとくけど私じゃないから 」
「 クラスの人気者なうえAの彼女がこんな事したって知れ渡ったらAの信用も落ちるんじゃないの 」
香帆「 だから私じゃ無いって言ってんでしょ! 」
そう強く言うとトイレ教室へと戻って行った.
そのすれ違いの様に甲斐達がトイレへとなんか棒を持ってやってきた.
この軍団なのにAがいないのは珍しいじゃん.
「 Aは 」
光多「 脚と肩の調子が悪いだろうから教室で待ってもらってる 」
「 そう,じゃあ良かった 」
隼人「 …アイツまだいるか 」
「 ……いるよ 」
もうこれ以上Aが傷つかないなら別になんでも良い.
Aが傷つくと涼音まで泣くし.
これ以上Aを傷つけるわけにはいかない.
それが私と愛華,涼音,こいつ等の意志だ.
誰にも邪魔させない,絶対に.
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ろーずまりー(プロフ) - ブラコン姉さんさん» まり様は笑いました笑.東条君オチですね!考えてみます!笑 (2019年5月13日 2時) (レス) id: 87ddca98fd (このIDを非表示/違反報告)
ブラコン姉さん(プロフ) - まり様流石です…!是非俺スカも書いてください…!個人的に東条君オチを…! (2019年5月12日 3時) (レス) id: 53cfa4bcb6 (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - 雛乃さん» い、妹様も読まれているんですか…!本当にありがとうございます!頑張りますね! (2019年4月9日 20時) (レス) id: 87ddca98fd (このIDを非表示/違反報告)
雛乃(プロフ) - ろーずまりーさん» 読み返す度に妹と語り合ってますw おおお!ありがとうございます!!更新楽しみに待ってますね!! (2019年4月9日 19時) (レス) id: 1f1a1dc789 (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - kk7336963さん» コメントありがとうございます!さすがにこの状態では終われないです…!更新の方はさせていただきます! (2019年4月9日 19時) (レス) id: 87ddca98fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろーずまりー | 作成日時:2019年3月8日 5時