33話 ページ12
『 鯖、鯖、鯖… 』
悲報 鯖を買いすぎた
少しストレス発散もしたかもしれない、反省。
『 こんなにあってもなぁ… 』
1人じゃ食べきれないからご近所さんにあげるか?
それとも学院の人達? え、それはやばい(やばい)
『 これ何日分かな… 』
学院はなんかやばいから兄貴達にあげるべきか、とも考えたがなんとなくそれも悪い気がした。
『 鯖の味噌煮だろ〜、鯖の塩焼き、鯖の竜田揚げ、鯖大根、鯖のムニエル…んん〜! どれも考えたらお腹空いたなぁって…あれ? ひーくん? 』
「 おや? A! いいところにきたね! 」
『 いいところにきたね、じゃないよ。ここ俺の家だし 』
「 それくらい知ってるね! ジュン君とはぐれたんだけどこの辺は見覚えがあったからね! 」
『 で、ご要件は? 』
「 とくにないね! 会いたいから来ただけだからね! 」
『 …あーそう……あ! そうだ! ひーくん! ご飯食べて行かない!? 』
一瞬きょとんとしたひーくんだが、すぐ目をキラキラさせ大きく頷いてくれた。
つき合っている時に手作りを何度か振舞ったがその度に本当に幸せそうに食べてくれていた記憶はまだ鮮明に覚えている。
『 鯖買いすぎちゃってさ 』
「 相変わらず庶民の場所に行くのが好きなんだね! 」
『 あーそんな事言うなら作ってやんない 』
「 なっ、誰もそんな事は言ってないね! 」
『 くっ…ははっ…嘘だよ、何が食べたい? 』
「 むぅ…Aの料理はどれも美味しいからね…迷うね… 」
『 んじゃ作りたいの全部作るからひーくんはジュンを呼んでよ 』
「 小さなパーティだね! いいね! 特別に呼んであげるね! 」
子供のようにはしゃぐひーくんを見て思わず口角が緩む。
だって…だって…可愛いんだもん！！！！！
何作ろうか…さっき名前をあげた料理は作るとして…あとは…。
『 ひーくん 』
「 鯖のバター醤油のソテーがいいね! 」
『 りょ 』
「 ジュン君はきっと鯖のハーブ焼きが気に入ると思うね 」
『 うぃ 』
言いたいことを先読みしてくれるあたり本当に有難いから料理がしやすい。
ジュンがくるならジュン用のお皿とグラスと箸を出さないとな。
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紅蓮華 - 落ち決まってなかったらアンケートで名前上がった全員書けば良いんじゃないですか？これからも頑張ってください！ (2020年3月19日 14時) (
レス) id: 1fa4972d94 (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - ゆぅあ(o・ω・o)さん» ありがとうございます! そう言っていただき光栄です! (2019年4月28日 9時) (レス) id: 87ddca98fd (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅあ(o・ω・o)(プロフ) - ひかえめにいって好きです！がんばってください！ (2019年4月27日 19時) (レス) id: e4352aec9e (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - 夜月さん» ハラショーさんで合ってますよwww めちゃくちゃ好きでお名前と容姿をお借りしました(土下座) (2019年2月11日 21時) (レス) id: 87ddca98fd (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 最後急にえりちが好きです。とか言い出したから「あれ?どっか飛ばしたかな?」と思って再度読み返したら綾瀬絵里って出てきたから、「え?えりち？金髪青眼のハラショーさん??」ってビックリしました。え?合ってる？ (2019年2月9日 2時) (レス) id: 4a6cf1e43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろーずまりー | 作成日時：2018年1月23日 5時
