あれ、逆ハー狙ったんだけど思ったのと違う2【あんスタ】

32話 ページ11

『 さてと、今日は2winkのプロデュースだっけなー 』

放課後になりプロデュースの準備をしようと思い席を立つ。
何故か真緒はあの後から不機嫌だが放置ゲーだ。
いや、俺がどうにか出来ることかわかんないし。
クラスメイトに挨拶して扉を開けるとまぁなんということでしょう!
可愛い"女の子"が2人もいるではありませんか!

『 っじゃねぇわ! なにしてんの!? 』
「 制服無かったから体操服着てるんだよ! 」
「 A先輩がこういうのが趣味って噂で聞いたんで♪ 」
『 誰だよそんな根も葉もない噂流したの! 』
「 俺、司君から聞いたよ〜 」
『 あのクソガキ 』

泉さんの女装といいそんな噂といいKnightsは俺をいじめてんのかな?
これが最近のいじめかー…うん、陰湿だわ。

『 とりあえず着替えろ〜? 俺、女装男子とつき合う趣味はないからな? 』
「 …でも、今朝… 」
『 ゆうた、それは忘れろ、忘れてください 』

それからは大変だった。
レッスン室行くまでにたくさんの人に、女装男子とつき合う趣味があるって聞かれて。
まじで朱桜司というよりKnightsの5分の4人覚えてろ。

『 次Knightsを漁船に乗せて魚釣りする企画でも持ち込もうかなぁ… 』←実は特技は海鮮料理で趣味が釣り(1部4話参照)
「 A先輩って釣りが得意なんですよね! 自分の船持ってたりするですか? 」
『 持ってるよ。今度一緒に行く? 』
「「 行きます! 」」

こうして俺の今日は終わった。
釣りかー…、最近は忙しくて行けてないからな。
今度本当にKnightsに企画持ち込むのも有りかもしれない。
なんせ船や竿、餌は俺の使っていいからコストはそんなにかからないし。

『 釣りできんの、あの人達 』

はっ、気にしてはいけない。
これはやり返しなのだから…！

『 …明日、朝市でも行くかな〜 』

鯖が食べたくなってきたし。


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ゆうたくんも夏目くんもきません。
んー泣きたい！

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