明日も２３ ページ24
「......うん、イイ！！」
「えっと...何が...？」
「Aちゃん、ちょっと私のこと壁ドンしてみてくれない？」
意味不明な事を言い出したかと思えば自ら壁に凭れ始め、「さぁ！」と腕を広げる葉隠ちゃん
ど、どういうこと...？
「別にいいけど...」
何が何だかさっぱりわからないが、とりあえずドンッ！と勢いよく壁に手を付けて葉隠ちゃんを見つめる
周りからきゃあっという歓声が上がった
「うん！！やっぱり良いよ！！イケメン！！」
「はい...？」
「Aちゃん、ちょっとウチにもやってみてくれん？」
「いいけど...」
例によって壁に凭れだしたお茶子に今度は両手をバンッとついてみせる
すると正面にあるお茶子の顔はめちゃくちゃ赤くなりだした
「いいいいい、いい！すっごい！！いい！！」
興奮気味のお茶子に少し引く
どうやら勝己の顔で中身は私で壁ドンするとなんかめちゃくちゃ良いらしい
「爆豪黙ってればイケメンだもんな〜」
「性格まで良くなっちまったら俺らなんも勝てねぇ！！」
耳郎ちゃんと上鳴君の言葉に苦笑しながら、ねぇ私もーー！と壁ドンを要求してくる芦戸ちゃんにはいはい、と近づく
別に減るもんじゃないしね、なんて思いながら壁ドンしようと手を伸ばしたその時、
「だ、だめ、」
背中に柔らかい物がぎゅうっと抱きついて来た
「お...おれのだ...」
後ろに引っ張られるように抱き締められる
ぎゅぅぅぅうっと更に力が強くなって、後ろを向くといつの間にか教室に戻って来てた勝己だった
姿は確かに私なんだけど、目がうるうるで、なんていうか…
「や、やめ、て…」
やめてっていうのはきっと他の女子に近付かないでって事だろう。
え、え…？？勝己そんな表情できたの…!?!?!?
「ばっ、爆豪のツンギレを女子がやるとそういう感じになんのか…？」
「ケロ、中身まで女子っぽくなっちゃうのね」
「Aちゃんが男子になるとただのイケメンで…爆豪くんが女子になるとただのツンデレ美少女…」
なんていうか、なんていうか、
「「イイ!!!!」」
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シトロン - 初めまして！いつも楽しく読ませてもらっています！読むたびに胸きゅんする作品でとても素敵です！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年12月15日 14時) (
レス) id: 22bac4a663 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - ひなさん» 本当ですか！？さっき直したと思ったんですが、まだ７に行くようになっちゃってますか？！ (2018年2月10日 15時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ごめんなさい間違えました！ (2018年2月10日 14時) (レス) id: e3fe067d7a (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - この小説の続きへを押すと7にいってしまうようになってますよー (2018年2月10日 14時) (レス) id: e3fe067d7a (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - 妃薫。さん» コメントありがとうございます！かっちゃんの幼児化1度やったのですが、短かったのでじっくりやるのもいいですね！´`*続編に進みましたので、そちらでもよろしくお願い致します！ (2018年2月10日 13時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akamaru
| 作成日時：2017年12月7日 16時
