生まれ変わったらクズでした……４ (ページ45)

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置イテカレタページ45

炭治郎side

炭治郎の鴉
「……ダカラ稀血ハ
鬼ノ御馳走ダ！！大好物ダ！！」

そんな

稀血一人で百人もの

人の代わりになるのか！？

炭治郎
「……それじゃあ」

獪岳(A)
「……そうだ、稀血を喰うだけで
そこらでは底辺だった鬼でも
強くなれる」

……

……！この匂いは

炭治郎
「てる子……と」

清
「き、清です」

炭治郎
「そうか、清
俺はこの部屋を出る」

獪岳(A)side

ん？

清
「えっ」

炭治郎
「落ち着いて大丈夫だ
鬼を倒しに行ってくるから」

今、俺は……って言った？

獪岳(A)
「おい、炭…」

炭治郎
「いいか、てる子
兄ちゃんは今、本当に疲れて
いるから
てる子が助けてやるんだぞ」

獪岳(A)
「おい、炭治郎！」

無視しないでくれない？

傷つくんですが？

炭治郎
「俺が出たらすぐ
鼓を打って移動しろ
今まで清がしてきたように
誰かが戸を開けようとしたり
物音がしたら間髪入れずに
鼓を打って逃げるんだ
それに」

清
「それに？」

炭治郎
「もし、てる子が
上手く出来なくても
獪岳兄ちゃんが此処にいる
だから大丈夫だ」

！！

獪岳(A)
「待て、炭治郎
お前まだ怪我治ってないよな
無理しないって約束したから」

炭治郎
「それは……すまないと思っている！」

……？はい？

炭治郎
「獪岳兄ちゃん、すまない！
だけど譲る気はない！」

獪岳(A)
「……は？」

何をオッシャッテイルノこの子は？

炭治郎
「……！しまった
清、てる子俺は必ず迎えに来る
匂いを辿って戸を開けるときは名前を
呼ぶからもう少しだけ頑張るんだ
……できるな？」

清・てる子
「「うん」」

炭治郎
「えらい！強いな
行ってくる」

獪岳(A)
「炭治郎！！話は終わってな…」

ダン

…！炭治郎が走った方向に鬼が

炭治郎
「獪岳兄ちゃん
俺は強くならなきゃ行けない！
てる子、叩け！！」

ポン

獪岳(A)
「まっ…！」

消えた

……何だよこれ

意味分からない

どういうことなの炭治郎

炭治郎の鴉
「……ア、置イテカレタ」

獪岳・てる子・清
「「「……」」」

なんで置いてかれてんの？

獪岳(A)
「……炭治郎の奴」

探さないと……だけど

それにはまずこの子達を

家から出さないと

幸い外ならまだ日が出て

安全だから

清・てる子
「「……よろしくお願いします」」

ギュウウ

獪岳(A)
「…………二人とも
掴まってたらいざと言う時に
困るんだが…」

ピト

獪岳(A)
「後、なんでお前も？」

炭治郎の鴉